SOULTRAIN

「SOULTRAIN」 n. 名詞 : 魂列車

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今日は何位になっているのでしょうか。

by pilot-fish since 2005.09.13.

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2005.10.31 Mon
 Syleena Johnsonの最新サードアルバム、「Chapter 3 : The Flesh」。



 彼女のことは全然知らなかったのですが、先日高校の友人に薦められて、一気にハマりました。
 シカゴ出身の彼女。60年代に活躍したシカゴソウルの大御所シンガー=シル・ジョンソンを父に、黒人初のポリス・コミッショナー(警視総監)の母に持つ。言われてみると、慥かに眼光が鋭いというか、堂々とした風采ですよね。当時24歳のデビューアルバムも試聴してみましたが、その当時からすごい完成度を誇っています。

 そんなSyleena Johnsonの最新アルバム、「Chapter 3 : The Flesh」。
 プロデューサがとにかく豪華で、R. KellyにKanye Westときている。どちらも大好きな僕にとってみたら、本当にたまらない。
 R. Kellyとは同郷繋がりのようだが、1stからのお付き合い。Kanyeとは、彼のデビューアルバムの「All Falls Down」でフューチャーして以来のご縁の模様。やはり、彼女のように才能のある人の周りには、それをバックアップしようとやはり才能がある人が集まるようだ。
 このアルバム、プロデューサが豪華であることはともかく、彼女の声が素晴らしい。John Mayerの声とかも「反則だよ!!」と叫びたくなるところだが、彼女もとってもセクシィなハスキーヴォイス。もうたまらない。Aliciaがもうちょっとオトナっぽくなった感じだろうか。
 リードシングルの「Hypnotic」は、R. KellyしラッパーのFabolousをフューチャー。大人っぽい仕上がりとなっている。アルバムの中では、かなりHip-Hopテイストを組み込んだ1曲である。R. Kellyも彼女の声の特性を知り尽くしているというか、上手くプロデュースされているものだ。
 アルバム全体を通して聞いても、彼女の「声」の存在感が凄い。どの曲も名曲だが、個人的にはCommonをフューチャーした「Bulls-Eye (Suddenly)」、Jermaine Dupriとコラボしている「Classic Love Song」あたりがたまらない。男声とからむと、さらにSyleena Johnsonのセクシーさが引き立ち、素晴らしいの一言である。

 夜、聞こえるか聞こえないかぐらいまでにヴォリュームを落として、一人静かに聴いたりしたいアルバム。
 Soul、R&Bが好きな人は、間違いなくハマル1枚だ。


Syleena Johnson オフィシャルサイト

「Hypnotic」を試聴する(WMP)。

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2005.10.30 Sun
 あのMTVアンプラグドにAlicia Keys登場。その模様を収めた、Alicia Keysの「Unplugged」。



 もう、このアルバムの発売をどれだけ待っていたことか……。
 最初は、「1stも2ndも持っているし…」と些か躊躇していたのだが、MTVのサイトで熱唱するAliciaの動画を見て、一発ノックアウト。Alicia Keysって、やっぱりこういう生のサウンドでこそさらに光る。ジャムっている姿など本当に感激だ。
 今リアルタイムでAlicia KeysのCDを聞けていることを、つくづく幸せだと噛み締めた1枚。
 アルバムは(もちろん)全米初登場1位。デビューから3作連続初登場1位を獲得(至上4人目/女性・R&B歌手では初の快挙)。また、このアルバムで全米トータルセールスが1000万枚を突破。

 MTVアンプラグドといえば、大勢のビッグアーティストが参加した名物番組だが、最近は「(出演に値するような)該当者なし」ということで、番組自体が中止されていた。
 しかし、昨年から「ライヴアルバムを作りたい」とAliciaはよく言っていて、そんな彼女がMTVサイドにこの話を直接持ちかけて、見事実現、復活させたとのこと。
 このアルバムに収録されているのは2005年7月14日に、バンクーバーのブルックリンにあるBrookelyn Academy of Music内のスタジオでのライヴで収録されたもの。事前に2週間もリハーサルを積んだというのだから、彼女の「ライヴアルバム」に対する気合の入れようが伺える。
 アルバムのイントロは、Aliciaのアカペラから。
 「Drop It」の掛け声で、「Karma」がスタート。てっきりAliciaの「アンプラグド」だから、ピアノの弾き語りのようなものを勝手に想像していたが、これがかなりの大所帯バンドを引き連れての演奏。ギター、ドラム、ホーンにバックコーラス、後半はストリングスも。しかし、どれも必要最小限の構成で、逆にAliciaの声がより一層引き立つ編曲となっている。「Karma」のサビも、とっても生っぽくて美しい。
 「Karma」はワンコーラスであっさりと終わり、流れるように「Heartburn」へと移行。こういう「曲間」にも拘りを感じさせる。
 「A Woman's Worth」を挟み、このアルバムからのシングルである「Unbreakable」を披露。これがまたキーボードが独特の味を出していてカッコイイ1曲。なんでも「The Diary of Alicia Keys」の製作に間に合わず、収録が見送られていた曲なのだそうだ。「あれ? 歌い方が変わった?」と少し思わせるようなテイストで、面白い。
 その後、Princeのカバーの「How Come You Don't Call Me」と前作でも取り上げた「If I Was Your Woman」を披露。カバーをすると、元の歌手の印象を引き摺ったり、その歌を「自分の物」に出来なくて浮いてしまう感があるが、もちろんAliciaはそんなもの感じさせやしない。素晴らしい演奏である。「If I Was Your Woman」はテンポが落としてあり、そこがまたおしゃれでムーディ。
 そして、名曲、「If I Ain't Got You」。
 イントロから痺れてしまう……。もうこの1曲だけで、十分に彼女は天才と言えるだろう。サビの前に取られた長めの間が、またとっても上手い。シンバルの音ととも始まるサビは、「完璧」に尽きる。そして2番から入るコーラスがとても美しく、唯一の男性バックコーラス(ジャーメイン君)とのデュエットのような駆け引きは素晴らしい。バックコーラスだからマイクの音量が絞られているのかもしれないが、ジャーメイン君の歌を聞いて、Usherの歌唱力の凄さを痛感した(笑)。特にこの曲は歌いづらそうである。その上素晴らしいアドリブをきかせてしまうAliciaは、やっぱり天才としか言いようがない。
 ちなみに国内版にのみ、この曲の前にメドレー形式で2曲の小品が収録されている。これも美しい。
 そしてカバーの「Every Little Bit Hurts」を挟み、「The Diary of Alicia Keys」のインターナショナル版にのみ収録されていた「Streets of New York」を披露。Nasのラップの代わりに、詩の朗読に挑戦している。彼女にとって詩の創作と詞の創作はまったく別のものだということで、インタヴューで「ナチュラルに融合できたかしら」と語っている。
 そしてお待ちかね、MAROON5のAdamをゲストに招いた「Wild Horses」。歌の上手い2人のデュエットとあって、素晴らしいの一言に尽きる。シンプルなギターとピアノもまたお洒落だ。2人は互いに相手のファンだそうで、このコラボが実現したそうである(Kanye繋がりな気もするけれど)。
 そしてフルートをフューチャーした「Diary」、シンプルな編曲にしてもまた美しい「You Don't Know My Name」、2つ目の新曲の「Stolen Moments」を経て、ストリングスやホーンを総動員した「Fallin'」。生だと、さらにAliciaの声が引き立って、歌詞もすっと心に入るしとても綺麗である。
 ここで終わりかと思いきや、最後にゲスト、Common、Mos Def、Damian Mareyを招いて、4人でジャムるというスーパーミラクルなエンディング。構成も計算されつくされていて、「負けたよ!!」と思わず叫びたくなるような感じだ……。

 必ずや後世に残るこのアルバムを手にして、興奮している。
 これは、「買って損はない」と断言できるアルバムだ。むしろ、2500円じゃ安すぎる、と言うのが正直なところ。Aliciaの才能に触れる、貴重なアルバムだ。
 11月にはこの模様を収めたDVDも発売されるということで、こちらも今から楽しみである。


Alicia Keys / The Diary of Alicia Keys

Alicia Keys オフィャルサイト

「Unbreakable」を試聴する(WMP)。

「Unbreakable (BET version)」を試聴する(WMP)。

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2005.10.29 Sat
 絶好調、今回もレゲエ炸裂、Sean Paulのサードアルバム、「The Trinity」。



 デビュー作、「Stage One」でじわりと人気を集め、前作「Dutty Rock」で大ブレイク。「Get Busy」やBeyonceにフューチャーされた「Baby Boy」での活躍もまだ記憶に新しい。
 初っ端から余談になるが、この「Baby Boy」でのMTVのライヴ映像が、何故か放送されないということがあった。どうしたのだろう、と思っていたら、Beyonceの恋人(というか婚約者)であるJay-Zが「Sean Paulのダンスは激しすぎる」とMTVサイドに抗議したらしく、MTVもその見解に同意してお蔵入りになってしまったとのこと(テレビ局を黙らせるとはさすがはJay-Z…)。どうやら、かなりBeyonceと激しいダンスをしていたようだ…(気になる)。

 さて、ジャマイカ録音の作品としては初めて全米1位を獲得した前作から3年、待望のニューアルバムである。
 1stシングルの「We Be Burnin」は、もう待っていた人にはたまらない1曲だろう。やっぱレゲエはこうでなくちゃ。打ち込みの胡散臭いドラムの音が気持ち良い。Sean Paulの曲って、とても中毒性があると思う(というかレゲエ全般?)。一度嵌ると、もう脳内エンドレスリピート。くせになるメロディーである。
 それがアルバム全体を通してそんな感じだから、たまらない。もうあがるあがる、フリークしちゃう…。これであがらなかったらちょっと怪訝しい、と言う感じ(そこまで言うか(笑))。せめてもう2、3ヶ月発売が早かったらなぁ、と思う感じである。けれど、彼の曲は秋だろうと冬だろうとリスナーをあげてくれることだろう。

 今回のアルバムタイトル、「Trinity」は元々キリスト教の「三位一体説」のことで、1「前作のアルバムから約3年」、2「自身のサードアルバム」、3「第三世界(発展途上国)の代表アーティスト」という意味で付けられたとのこと。
 3番目の意味を噛み締めつつも、みんなでこのアルバムを聞いて一緒にあがろう!


Sean Paul オフィシャルサイト

Sean Paul The Launch Player

「We Be Burnin」を試聴する(WMP)。

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2005.10.28 Fri
 Pap Roachのサードアルバム、「Getting Away with Murder」。



 中学時代の友人が彼らのことを好きで、僕も前々から知っていたのですが、ずっと読みを「パパラッチ」だと思っていました(苦笑)。「パパ・ローチ」ですね。
 本当に、ロックから洋楽に入った自分としては、こういうバンドには痺れます。とにかくカッコイイ。生で見たいとつくづく思う。
 3枚目の本作も、痛快な1枚。

 前作のジャケットも斬新だったが(Nirvanaを思い出した)、今回もかなりどきっとさせられるジャケットである。やっぱり、わざわざDLせずにCDを購入するのはそのアートワークに惹かれたりするからな訳だが(今でも「ジャケ買い」って通じるのか?)、こういうアートワークに凝っているグループと言うのも嬉しい。未だに父親がKing Crimsonの「In the Court of the Crimson King(クリムゾン・キングの宮殿)」のLPを飾っている気持ちも分かる。
 さて、少し話が逸れたが。
 前作は正直あんまり好きではなかったのが、今回は比較的好きである。デビュー当時のミクスチャー色無くなったのが要因?
 リードシングルの「Getting Away with Murder」は、ヘヴィ・ロック。ギター、上手いなぁ……。レビューで「HOOBASTANKがやさぐれたようなサウンド」というのがあったが、プロデューサが同じHoward Bensonである。
 そしてセカンドシングル、「Scars」。これが全米で大ヒット。ロック曲はたとえチャート1位を取れなくても長期にわたってチャートインし続け(それが瞬発力のあるHip-Hopなどとは違うところだと思うが)、年間チャートでは上位に食い込むことがあるが、まさにそのパターン。
 6月16日付のR&Rチャートでトップ10入りして、一度圏外になったものの、9月14日のR&Rチャートでは10位に返り咲いている。すごい賞味期限の長い曲である。
 これがアメリカでヒットしたのは、この曲が「Getting Away with Murder」と比べて、かなりメロディアスだからではないだろうか。普段何気なく口ずさんでしまうような分かりやすいメロディーで、とても心地良い。そのメロディーを壊さないような絶妙の編曲も素晴らしい。
 頭がガンガンするようなアルバムとは違い、激しい曲の間にメロディアスな曲を挿入して上手くまとまった、損は無いアルバムである。


Papa Roach オフィシャルサイト

「Getting Away with Murder」を試聴する(WMP)。

「Scars」を試聴する(WMP)。

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2005.10.27 Thu
 「You and Me」が大ヒットのLifehouseの3rdアルバム、「Lifehouse」。



 「Hanging by a Moment」の大ヒット曲を持つLifehouse。そんな彼らの待望の3rdアルバムである。3枚目にしてバンド名を持ってきたアルバムタイトルからしても、今回のアルバムに気合が入っていることを伺わせる。

 アルバムからのリードシングル、「You and Me」が大ヒット。
 とても心地良いバラードのロックで、3連符のリズムが心地良い。ヴォーカルのJasonの声がとても生かされた編曲で、サビのコーラスも綺麗だし、個人的にとてもお気に入りである。壮大すぎないバイオリンの編曲もとても綺麗。ラストの終わり方もサビで終わらないところが粋ですよね。プロデューサがアラジアだと知って、「ああ、なるほど」と納得でした。
 アルバム全体としては、「You and Me」や「Walking Away」のような、彼らのイメージの強い美しいバラードもあれば、「Days Go By」「Undone」「We'll Never Know」のように痛快なアップテンポの曲もありで、とても良い仕上がり。ロックアルバムって、R&B以上にアルバムとして聴けることが重要だと思うが、Lifehouseはとてもそのつくりが上手だと実感。
 前回はそんなアルバムとしてのバランスを重視してかシングルカットが1枚でしたが、今回は既に2枚目も出ていますね。

 こういうロックバンドが最近盛り返しているのは、元々ロックから洋楽に入った僕としては嬉しい限り。ロックが好きな人は是非ご試聴あれ。

 しっかし、曲はずっと知っていたのですが、ジャケットはずーっと知らなくて、初めて見てみたらなんかエイリアンみたいなのが混ざっていますよね?(笑)


Lifehouse オフィシャルサイト

「You and Me」を試聴する(WMP)。

「Blind」を試聴する(WMP)。

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2005.10.26 Wed
 先月頭にチャート1位を達成。スマッシュヒットをしたD.H.T.の「Listen to Your Hreat」。



 女性×男性のグループ。正直、詳しいことは全然情報がないので分かりません(すみません)。国内版も発売されていないし、発売される様子もないです。
 Edmeeというヴォーカルと、MC/DJのDa Rickの2人からなるユニット。サウンドは、日本でも数年前に加熱したユーロビートサウンドで、既にひとブーム去った後の日本人にはとっても懐かしい感じ。
 まさか僕もここまでこの曲がアメリカで売れるとは思っていなくて、そしてこういうサウンドがアメリカで売れることに正直驚きました。なんか、こういうテイストの曲って向こうなら死ぬほどありそうだし、だからこそ固定客はいても、いまさらユーロビートに多くの人が嵌るかと懐疑的だったのですが……ヒットしましたね!! Mariahの「We belong Together」が1位から転落し、「Shake It Off」が1位を取るまでの間の1週間だけのことでしたが、それでも今のMariahの勢いを考えると、これはかなり驚異的なことのはず。
 しかし、慥かに曲がめちゃめちゃ良いのだ。ユーロビートにするには惜しいぐらいの曲……、と思っていたら、カバーでした(笑)。
 スウェーデンのRoxetteの同タイトル「Listen to Your Hreat」のカバー。1989年に全米1位を獲得した曲だし、そもそもRoxetteは「プリティー・ウーマン」や「ネバーエンディング・ストーリィ3」のサントラにも参加していて、80年代後半、世界中で売れたスウェーデンのポップデュオ。だから、こちらの曲を知っている人がいるからことのヒットだったのかも。慥かに、元ネタがあると思うと(そして聞き比べてみると)、新しくなっているし、発売の時期的にも絶妙なタイミングだと思う。
 ユーロビートが好きな人は聴いてみるといいと思う。

 しっかし、ヒットしていたのは間違いなくユーロビートversionだと思うのだが、「Now 20」に収録されているバージョンは何故かEdmee's Unplugged Vocal Editの模様……。
 一体本当に売れていたのはどっちのバージョンなのだろうか……(「Edmee's Unplugged Vocal Edit」はダンス系が駄目な人でもかなり聞き惚れそうなテイストである)。


D.H.T. オフィシャルサイト
  こういう頭文字の(しかも新人)グループって、検索で引っ掛からない引っ掛からない(苦笑)。

「Listen to Your Hreat」を試聴する(Real)。

Roxette 「Listen to Your Heart」を試聴する(WMP)。

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2005.10.26 Wed
 
R&R [CHR / Pop National Airplay]


 R&Rとは、ビルボードチャートのようにシングル売り上げに左右されず(しかもビルボードシングルチャートはダウンロードが加味されていない!)、純粋にラジオのオンエア回数で今一番アメリカのラジオで掛かる曲(=一番売れている曲)を現したチャートです。
 つまり、このチャートこそ、本当に「今、売れている曲」が分かるチャートで間違いない!



なんとも渋いジャケット!!

  1位 ↑○ Kanye West / Gold Digger  (8802)
  2位 ↓○ Kelly Clarkson / Because of You  (8713)
  3位 →  Mariah Carey / Shake It Off  (7747) 
  4位 →○ Green Day / Wake Me up When September Ends  (6725)
  5位 →○ The Black Eyed Peas / My Humps  (6510)
  6位 ↑○ Nickelback / Photograph  (6389)
  7位 ↑○ Fall Out Boy / Sugar, We're Goin' Down  (5821)
  8位 ↓  Weezer / Beverly Hills  (5471)
  9位 ↑○ Chris Brown feat. Juelz Santana / Run It  (5359)
  10位 →○ Bow Wow feat. Ciara / Like You  (5062)

 ついに、Kanyeが首位に。ビルボードチャートでは既に7週連続1位です。どうやら暫く、彼の独走状態が続きそうです。
 2位は後退してKelly。3位はしぶといMariah。4位Green Day、5位BEPも変わらず。意外とGreen Dayが伸びないのが残念(名曲なのに)。
 そして、Weezerが後退して、順調なNickelbackとFall Out Boyのロック2組が上昇。
 10位のBow Wowはあんまり放送回数が伸びず、先週12位のChris Brownが9位と飛び越されてしまいました。彼は「ポストUSHER」と謳われ、若干まだ16歳の超期待の新人。デビューシングルです。
 ベスト10の内、8曲に赤丸が付いていて、かなり熾烈な戦いです。

 そして今週は10位~20位のチャートが面白くて、赤丸がついているのがPretty Rickyの「Your Body」だけ。
 でしかも、赤丸が取れてさらには放送回数が減っているにも拘らず、周りの曲の方の放送回数の減少が激しく、ランクアップしているという現象も。13位のGorillazの「Feel Good Inc.」、15位のFrankie J.の「More Than Words」、17位のAkonの「Belly Dancer」が、まさしくこの現象に陥っています。つまりは、RihannaやPCDなどの先月あたりのトップ5コットレベルの曲が一掃されつつあるわけですね(笑)。

 10位以下の注目曲。
 12位のPretty Rickyの「Your Body」、21位のPussycat Dollsの「Stickwitu」(この曲、「Don't Cha」とはイメージ違いすぎで、セカンドシングルなど特にもっと方向性を定めた方がいい気がするのだが)、22位のMariah Careyの「Don't Forget About Us」(Mariahの勢いは凄い)、23位のSean Paulの「We Be Burnin'」(久々、Sean Paul)、28位のGwen Stefaniの「Luxurious」(11ランクアップ)など。
 そして特筆すべきは、初登場32位のMadonnaの「Hung Up」。慥か、ドラマ「CSI」でこの曲が初披露されて、話題になりました。乗馬も再開したようだし、元気なようですね。新曲も好調。
 「SOULTRAIN」大プッシュのT-Painの「I'm Sprung」は、36位から37位へとランクダウン。しかし赤丸は取れていません。放送回数も増えています。MTVのビデオチャートでもこの曲が第5位にランクインしていたし、まだまだ上を狙えるはず。頑張れ!! そして、Gavin DeGrawの「Follow Through」が31位です。

 また、R&Bチャートでは、Young Jeezy feat. Akonの「Soul Survivor」が2位に上昇、先週7位のT-Painが、こちらでは5位に上昇しています。

 Knayeがメチャメチャ強いですが、意外とロック曲も追い上げていて、これからの展開が楽しみです。T-Painもじわじわと浸透している模様で、日本でももっと話題にならないかな、とか思います。
 けど、ファン心理として、「有名になりすぎる」と逆に腹が立つんですよね(笑)。……何故でしょうか。「ちょっとコアな洋楽まで聴いている人になら通じる名曲」と言う程度が一番ファン心理を満たしてくれる気がします(笑)。


Kanye West 「Gold Digger」を試聴する(WMP)。

Kelly Clarkson 「Because of You」を試聴する(WMP)。

Mariah Carey 「Shake It Off」を試聴する(WMP)。

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2005.10.25 Tue
 前回のrap記事ではEminemを紹介したので、次はこの人でしょう。
 50 Centのセカンドアルバム、「The Massacre」。
 
 


 デビューアルバム、「Get Rich or Die Tryin'」が新人の初動売り上げ第1位である87.2万枚という驚異的な数字を打ちたて、また2003年最も売れたアルバム(630万枚強)という衝撃のデビューを飾った50 Cent。その衝撃をまだ忘れていない人も多いはず。
 そして今までに合計で9回も銃弾で打たれた、という過去も、日本人にはかなり衝撃だったことと思う。(ちなみに存命しているラッパーではThe Gameの4発だったか5発を凌いで、これまた最も撃たれたラッパー)
 本当に枕言葉のように「最も」がつく人物だ。

 彼の過去について書くと、あまりにドロドロとしてしまうので、ここでは割愛するが……(知りたい人はこちら)。
 でもって、今回のアルバム。これまた、記録的な売り上げである。今の所、今年最も売れたアルバム(ちなみに2位のMariahの2倍近い売り上げ)。またしても、「やってくれた」、と言う感じである。
 リードシングルは「Candy Shop」と「Disco Inferno」。
 「Candy Shop」はなんとも淡々と50がラップしていて面白い。しかもこの曲、着メロのダウンロードランキングでも1位を獲得しているが、殆どメロディーが無いんじゃ…(苦笑)。着メロがこんな曲って、ちょっとオチオチしていられない気もするし(笑)。
 対訳を知らないのでどう訳されているか知りませんが、「Candy」には麻薬と言う意味もあるそうですね。余談ですが、50の名前は、伝説の麻薬のディーラ「50 Cent」からもらったそうで。
 そして「Disco Inferno」。
 これはちょっと「Candy」よりも激しめ。と言っても、どんな曲でも50のラップって、どこか冷静で淡々として聞こえますけれどね…。
 これはPVが凄くて、日本版のサイトに行けば分かるかと思いますが、18禁に近い扱いになっています(笑)。まあ、お姉ちゃんたちが50を取り囲んですごいことになっているわけです。職権乱用?

 とまあ、今回は曲のレビューをするわけでもなく、ごまかしてしまいましたが……、それは、個人的に50は好きになれないから。
 慥かに、彼のラップはかっこいいけれど、あまりに感覚が時代遅れ。
 先日、The Gameとラジオ局で発砲事件を起こしたりもしましたが(どうやら話題作りのためのものだったらしいですが)、彼はとにかく悪さばかりをする。
 ラップが黒人のための歌として生まれてきたときのように、「悪い奴がカッコイイ」という図式は今では通用しないと思いませんか。
 よっぽど、BEPの「Where is the Love」や、Beastie Boysの「To The 5 Boroughs」の方が、カッコイイ。というか、それが新たなrapのあり方として、当然でしょう。
 けれど彼は未だにこうして「悪い奴」として売っているだけでなく、何か本当に「悪い人」なんだもの…(苦笑)。メディアに露出する人ならば、別に善良ではなくても、人の見本にならないことをやるような人物ではいずれ廃れると思いますし。
 プロデューサのEminemの二番煎じで、彼も来月主演映画「Get Rich or Die Tryin'」が公開されますが、そのポスターがどうやら禁止になりそうです。左手に拳銃を、右手にマイクを持っているんですね。……特に黒人の反感を買っているようです。
 Oasisのギャラガー兄弟って正直好きではないのですが、この件に関する彼らの考えは正しいですね。というか、正しいも何もそれが普通っていうか…。
 なんか一概の日本人である僕には彼の姿勢や歌詞など全然ついていけないし、それで少し敬遠しています。彼をカッコイイと思う人がいるのは認めますが、そう思う人がいるからこそ、50にはもう少し姿勢を考えてもらいたいですね……。
 と言うわけで、珍しく批評してみました(笑)。
 ……いえ、アルバムが悪いといっているわけではないですよ?(笑)

 ちなみにこのアルバム、ずっと読みを「マッカーサー」だと思っていました(笑)。

 最後に名言(笑)。
 「俺は50 Centが25 Centだったときから好きだった」 by クリス・ロック


50 Cent オフィシャルサイト

「Candy Shop」を試聴する(WMP)。

「Disco Inferno」を試聴する(WMP)。

「Just a Lil Bit」を試聴する(WMP)。

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2005.10.24 Mon
 大ヒットの「Love, Angel, Music, Baby」からの5thシングル、Gwen Stefaniの「Luxurious」、


※まだジャケが無かったので、これは「Hollaback Girl」のジャケです※


 既にアルバムは取り上げているのですが、この曲は「SOULTRAIN」的に取り上げなければならない曲だと思ったので、単体でご紹介。
 既に耳にした人も多いかと思いますが、この曲はアルバムの中でもかなりゆったりとしたバラード。
 ずっと「聞き覚えがあるな」、と思っていたのですが、元ネタはあのThe Isley Brothersの「Between The Sheets」なのでした。今でも聞くことがあるくらいの、SOULの名曲ですよね。もう本当にカッコイイ。「名曲」というものは、たとえどれだけ古い曲であっても、たとえどれだけ音質が悪くても、今でも十分に「名曲」であるということを実感しました。とは言え、この曲、僕が生まれた年の発売なんですね(泣)。アルバム発売はさらにそれより前だし(泣)。



 さて、と言うわけで、今回はGwenから少し逸れて、The Isley Brothersについて。
 The Isley Brothersのデビューは57年(昭和じゃないよ?(笑))。つまりキャリアは、既に50年近くに及んでいる。Ray Charlesなども凌ぐ長さなのである。
 最初、4人兄弟でデビューしたが、メンバーの入れ替わりはかなり激しく(とはいえキャリアが長いのでモー娘。のように頻繁に変わっているわけではないが)、4-1+3-3-1-1+2-1、と言う変遷を経て、現在は2人で活動中。たとえメンバーが変わろうとも、50年と言う長さは半端ではないとお分かりいただけるだろう。
 彼らの細かなCDを追っていくと、とてもじゃないが書き切れないので割愛するが(その上古いと自分自身知らなかったりするので)、最近の彼らについてちょっと。
 これだけの長く活動していても、いまだThe Isley Brothersはトップを君臨し続けていて、それは、この曲のGwenも同じように、彼らの曲がサンプリング源として注目されたことがある。Bone Thugs N HarmonyやIce Cube、Notorious B.I.G.(Biggie)、Aaliyah、Commonらが彼らの曲をサンプリングorカヴァーして大ヒットを飛ばしたのだ。
 そして2001年のアルバム、「Eternal」で、R. Kellyがプロデュースしたことをきっかけに、その次のアルバムの「Body Kiss」では、プロデュースの殆どをR. Kellyが行っている。ちなみにこれは、R. Kellyが「Chocolate Factory」をリリースした頃の話。
 とにかく、そうして今なお、彼らはR&Bのトップに君臨し続け(アルバムもチャート1位を取っている)、今なお彼ら曲が愛され、こうしてまたサンプリングされたて復活したりしているのである。

 と言うわけで、Gwenの「Luxurious」。
 元ネタが良い曲だから……、と言うとGwenには失礼かもしれないが、とにかく彼女が歌ってもこれは名曲である。
 ただ、たぶん純粋なThe Isleyファンには許せない部分もあるかもしれないが、女性が歌うとまた原曲とは違った味があって、とても良い仕上がりになっている。
 たぶん、結果的にはIsely的にも、Gwen的にも良かったのではないかと思うが……。
 現在R&Rチャート39位。一体どこまで順位が伸びるか、楽しみである。
 この曲を聴いてびびっと来た人は、是非是非、元ネタであるThe Isley Brothersの「Between The Sheets」を試聴することをオススメする。

 余談だが、この曲を聴くと、咄嗟にGrover Washington Jr.の「Just the Two of Us」と間違えてしまうことが多々あるのだが、それって僕だけか…?(苦笑)


Gwen Stefani / Lone, Angel, Music, Baby

Gwen Stefani 日本オフィシャルサイト

The Isley Brothers 「Between The Sheets」を試聴する(Real)。

Gwen Stefani 「Luxurious」を試聴する(Real)。

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2005.10.23 Sun
 今更紹介するのもどうかと思ったりしたのですが、やっぱりこの人は外せないですね。Eminemの「Encore」。



 ご存知の通り、白人ラッパーEminemの4thアルバム、「Encore」。
 とにかく彼の仕事っぷりはすさまじい。「Eminem Show」の後、「8 Mile」はあったし、50のプロデュースはあったし、D12の活動もあった。そして「Encore」の直後には2Pacの死後9枚目となる「Loyal to the Game」のプロデュースもしているし、その体力は凄いと思う…。
 そんな彼の生い立ちについては最早説明不要だと思うので、割愛します。

 でもって、「Encore」。
 短期間で製作しただろうに、よく出来ている。「Encore」の意味にも、ちょっとどきっとさせられてしまうが…。
 リードシングルの「Just Lose It」はニュースでも話題になったし、皆さんご存知のはず。マイコーのパロディですね。こういうことをやらせたら、世界で一番Eminemが上手い気がします(笑)。
 けれどそういった「おふざけ路線」の曲ばかりではなく、ブッシュ大統領を批判した「Mosh」はメッセージ性に富んだ良い曲だし、アルバムのトリを飾る「Encore」での50やDe. Dreとの掛け合いも絶妙。Eminemってラップはラップでも様々なテイストに挑戦しているが、「Encore」路線(「Lose Yourself」とか)、「Just Lose It」路線(敢えて言うなら「Without Me」とか?)、「Like Toy Soldiers」路線(「Stan」とか)、と、彼の曲でも好きな曲とそうでない曲が聞き手によって分かれると思うが、どの系統の曲が好きな人でもこのアルバムは満足するのではないだろうか。
 個人時には、「Mocking Bird」がヤバイ。
 アルバム後半を飾る重要な曲だが、淡々と辛い過去の日々をラップしているとついつい聞き入ってしまって、そこであの美しいサビがくるものだから、本当にじーんとしてしまう。
 PVもプライヴェートフィルムで構成されていて、それがまた切ないのだ。こういう曲も書けるところが、一発屋みたいにあきられない彼の実力だと思うし、そして才能なのだろう。
 また、「Like Toy Soldiers」も本当に名曲。PVも素晴らしい。ラップの歌詞と対比させるとサビの歌詞がより一層胸に響く。真摯に歌う彼のこういう曲のリリックは、ずっと耳から離れない。
 まあ、「Mocking~」などの曲が好きな人は、どちらかと言えばHip-Hop初心者や、Eminemファンでは比較的アンチの部類に入る気もするが、良い曲は良いのだ。……うん。
 価値のあるアルバム。きっと後先まで残ってゆくことだろう。

 さて。
 このアルバムが発売された時点で、タイトルは「Encore」だし、そもそも「Eminem Show」の時点で引退が囁かれていた。彼のマネージャまでもが「引退する」とほのめかしたが、先日TV出演時にお尻を出して「ラッパーは止めない」と宣言。
 ファンが一安心したのも束の間、今度は薬物依存でリハビリ入院。そして唐突に発売されたベストアルバム発売の知らせ。…しかもタイトルは「Curtain Call」である…。
 慥かに斬新なリリックを書き続けることはとても困難だろうし(しかも多忙を極めているし)、今度こそ本当に引退か……と、ちょっと不安である。とはいえ、プロデュース業は続けるだろうし、Jay-Zだってなんだかんだで引退後も色々と参加していますものね。
 どうなるか分かりませんが、ひとまずベストアルバムの「Curtain Call」を首を長くして待ちましょう…。


Eminem オフィシャルサイト

「Mocking Bird」を試聴する(WMP)。

「Like Toy Soldiers」を試聴する(WMP)。
  このPVを見ると、個人的には2Pacのことを思い出します。

「Just Lose It」を試聴する(WMP)。

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2005.10.22 Sat
 デスチャの8年間の軌跡を辿った初のベストアルバム、「#1's」(ナンバーワンズ)。



 ついに解散した、Destiny's Childの初のベストアルバム。
 1998年に「No, No, No Part2」で鮮烈なデビューを果たし、セカンドアルバムからの「Bills, Bills, Bills」も大ヒット。数度のメンバーチェンジを経て、2000年、誇張ではなく本当に世界のトップに立った「Independent Women Part I」。そしてワールドツアーを経て活動休止。3人ともソロで、「Crazy in Love」、「Dilemma」など活躍。
 ついにそんな彼女達がカムバックした「Destiny Fulfilled」。アルバムからヒット曲を出す中発表された、突然の解散宣言……。
 本当に時代の最先端を走り抜けた、彼女達の究極のベストアルバムである。女性最強のグループ。そして何時聴いても素晴らしい楽曲たち。どれもこれも殆どが知っている曲である。
 彼女達の凄さは、幾ら文字数を使って語ったところで書き切れないし伝わり切らないと思うので、ここら辺にしておく。
 とにかく、「買いなさい(命令)」の1枚である。
 明日の発売が今から楽しみだ。Beyonceのソロの新曲や、デスチャとしての最後の新曲、「Stand Up For Love」が収録されている上に、新たなeditの曲が目白押し。しかも初回版にはDVDが付いている(なんて豪華)。

 いつかまた、彼女達が再結成してくれる日を願いつつ…。

 ちなみにKellyは、Trinaの「Here We Go」に参加して、早速ソロとして活動している模様。もちろん、Beyonceも、歌に映画にと忙しそうだ。
 解散はしてしまったが、彼女たちの「これから」から目が離せない。


Destiny's Child 「Destiny Fulfilled」

Destiny's Child オフィシャルサイト

「Stand up for Love」を試聴する(WMP)。
  彼女たちのラストシングル……壮大なバラード。


~最前線を走り続けた彼女たちの奇跡~


「No, No, No Part 2」を試聴する(QuickTime)。

「Bills Bills Bills」を試聴する(QuickTime)。

「Say My Name」を試聴する(QuickTime)。

「Jumpin' Jumpin'」を試聴する(QuickTime)。

「Independent Woman」を試聴する(QuickTime)。

「Survivor」を試聴する(QuickTime)。

「Lose My Breath」を試聴する(WMP)。

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2005.10.21 Fri
 JDと再びタッグを組んで挑む、Bow Wowの4thアルバム、「Wanted」。



 前作でJermaine Dupriと分かれてアルバムを製作したBow Wowが、再び彼とタッグを組んだ。なんでも、
 「前回Jermainと離れたことで、かえって彼の素晴らしさがわかったし、最初の2枚のアルバムをいっしょに作れたことは本当に貴重な経験だったと思えてきてね。音楽的にも相性はいいし、すでに実績もあるから、もう一度組んでデカいヒットを出してやろうって考えたんだ」
 とのこと。
 「デカいヒット」……、普通の18歳なら「夢見がち」となってしまうところだが、本当にヒットしてしまっていることが凄い…(同い年かよ(泣))。

 リードシングル、「Let Me Hold U」。
 Omarionをフューチャーしたこの楽曲は、先日急逝したLuther Vandrossの楽曲をサンプリング。なんともメロウな1曲。Omarionとは、幼少からこの世界に片足を突っ込んでいた同じ経験があるだけに、とても気が合うようである。
 そして何より特筆すべきは、セカンドシングルの「Like You」。
 現在交際中のcRunk&Bの女王、Ciaraとデュエットした1曲。さすが交際中だけあって、ラヴラヴ、息がぴったりである。2人は口癖が同じだったり、本当に仲がいいみたい。2人とも「That's What's Up」って言うのです(訳すと「それイーじゃん」みたいな??(語彙力なし))。
 現在この曲はR&Rチャートで10位で、かなりヒットしそうな感じたっぷりである。なんかハマって抜け出せないメロディー。
 サードシングルの「Caviar」も良い感じだし、益々のBow Wowの活躍に期待大である。成長するにしたがって、アルバムの完成度も上がってゆくBow Wowは要チェック!!

 そうそう、JoJoのアルバムのボートラの「Baby It's You」でBow Wowをフューチャーしたバージョンもかっこよかったですよ。けど、当時の2人の年齢を足しても30歳な訳で…(はぁぁ)。


Bow Wow オフィシャルサイト

「Let Me Hold U」を試聴する(WMP)。

「Like You」を試聴する(WMP)。

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2005.10.20 Thu
 Matchbox 20のヴォーカル、Rob Thomasのソロデビューアルバム、「...Something to Be」。



 Matchbox 20といえば、ヒット曲の沢山あるポップグループ。しかし不仲説が実しやかに囁かれ、Robのこのアルバム発売で本当に解散かといわれていますね。……ちょっと残念。

 アルバム発売前にグラミー賞受賞、というキャッチコピィで国内版のアルバムは売られていましたが、その通り、彼のソングライティングのセンスは凄い。
 これはサンタナとコラボした「Smooth」という曲でのことで、3つもの賞を受賞。耳にしたことがある人もいるのでは?
 そんな、ソロデビュー前に既に彼の実力は認められていただけに、Matchbox 20としてではなくソロとしてアルバムを発売するのには少なからずのプレッシャーがあったと思うが、これがまた見事なアルバム。Popに徹しているところもなんだか好感(笑)。というか、イマイチ垢抜けなくてRockになり損ねちゃった、っていう感じなのかな(笑)。MAROON5をPopにした感じだと個人的は思うのだが……。
 リードシングル、「Lonely No More」。
 リズムの刻みが良い。グルーヴが大きくて、殆ど4ビート状態。これがまた気持ち良い。イントロからドラムが入っている割に、こういうテイストになっている辺りが面白いと思う(笑)。
 PVも面白くて、三半規管に訴えるようなつくり。見ていて面白い。
 そしてこれはチャートでの変動が面白くて、一度アルバム発売直前に20位ぐらいまで上り詰めて、けれど下降しちゃって、30位ぐらいにまで順位を下げたあと、アルバム発売で再加熱、トップ20にチャートイン。こういう変動があるのは、彼が実力があって、アルバム発売されたことでそれが再認識されたためだろう。
 セカンドシングルは冴えなかったが(正直僕もあんまり好きではなかった(笑))、彼の幅広いセンスはとっても注目である。
 Rockはちょっと、けれどR&Bも……、というような、洋楽初心者の人が洋楽に入りやすいようなアルバムではないだろうか。
 そうそう、小ネタだが、慥かこれはデュアルディスクで初めてビルボード1位を取ったんだったと思う。

 しっかし、彼は奥さんに浮気がばれて、しかもその浮気相手が男性だった、というニュースは本当なのか……(苦笑)。


Rob Thomas オフィシャルサイト

「Lonely No More」を試聴する(WMP)。

「This is How a Heart Breaks」を試聴する(WMP)。

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2005.10.19 Wed
 昨年、イギリスで大爆発、今年はアメリカで大ヒット。Natasha Bedingfieldのデビューアルバム、「Unwritten」。



 兄はあのDaniel Bedingfield。兄妹で全英チャート1位を達成したことでも話題に。シンガーソングライターNatasha Bedingfieldの超パワフルなデビューアルバム、「Unwritten」。
 R&B的な要素をベースとしつつも、ロックテイストあり、Hip-Hopありと、かなり充実した1枚。そしてとにかく元気が良い。聴いていて痛快。

 リードシングル「Single」。
 独身女性や彼氏なんていらないと歌っている辺りが、いかにも彼女らしい感じ(笑)。
 これがまたカッコイイR&Bで、何となくだけれど、D12の「How Come」に通じる雰囲気。バックトラックも凝っていて、パッと聞くとHip-Hopのようなトラック。センス抜群である。
 そしてセカンドシングル「These Words」。
 これがイギリスで3周連続1位、アメリカでも大ヒットのシングル。
 もう一度聴けば忘れられないこの歌詞。サビであれだけ「I Love You」と連呼している曲もそうそう無いのでは?(笑) 底抜けに明るい曲で、リズムの刻みもいいし、曲としてかなり高い完成度。これはかなりツボにはまってしまう感じの1曲。
 他にもシングルの「I Bruise Easily」なんて、とっても深みのある曲で彼女的には地味ではあっても名曲だと思うし、「Drop Me in the Middle」では、D12のBizarreをフューチャー。アルバム終盤の盛り上がりをみせる、「Wild Horses」など、素晴らしい曲が勢ぞろい。アルバムタイトルの「Unwritten」なんて、相当ヤバい。Nelly Furtadoに似ている感じがする。
 この才能の幅の広さを思うと、これからの彼女の活躍が益々楽しみである。落ち込んだときは、このアルバム!


Natasha Bedingfield オフィシャルサイト

「These Words」を試聴する(Real)。

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2005.10.19 Wed
 
R&R [CHR / Pop National Airplay]


 R&Rとは、ビルボードチャートのようにシングル売り上げに左右されず(しかもビルボードシングルチャートはダウンロードが加味されていない!)、純粋にラジオのオンエア回数で今一番アメリカのラジオで掛かる曲(=一番売れている曲)を現したチャートです。
 つまり、このチャートこそ、本当に「今、売れている曲」が分かるチャートで間違いない!



  1位 ↑○ Kelly Clarkson / Because of You  (8408)
  2位 ↑○ Kanye West / Gold Digger  (8344)
  3位 ↓  Mariah Carey / Shake It Off  (8201) 
  4位 →○ Green Day / Wake Me up When September Ends  (6713)
  5位 ↑○ The Black Eyed Peas / My Humps  (6344)
  6位 ↓  Weezer / Beverly Hills  (5985)
  7位 ↑○ Nickelback / Photograph  (5636)
  8位 ↑○ Fall Out Boy / Sugar, We're Goin' Down  (5397)
  9位 ↓  Lifehouse / You and Me  (4958)
  10位 ↑○ Bow Wow feat. Ciara / Like You  (4912)


 Mariah、6週連続首位ならず。勢いに乗っているKelly Clarksonがついに1位を取りました。これで、彼女のアルバム「Breakaway」からの4枚のシングルのうち、3枚が1位を獲得したことに(!)。唯一1位を取れなかった「Behind These Hazel Eyes」も最高位2位だし、彼女の売れっぷりは凄い……。アイドルですが、歌唱力が抜群に上手いし、1stのR&Bテイストから、今回のロックテイストのアルバムへの方向転換が受け入れられたのかな。本人のあまりアイドル面していないキャラクタも親近感が沸いていいですよね。今回の曲は、元EvanescenceのBen Moody作曲。
 しかし、Kellyの1位は1週間だけのようですね…。2位のKanyeが猛追しています。1位から3位は放送回数に殆ど差が無いし、来週辺り、首位もありえるかも。Kellyがどこまで伸びるか、Kanyeがどこまで頑張るかが明暗を分けそう。
 3位は首位から転落したMariah、4位は先週と変わらずGreen Day、5位はワンランクアップのThe Black Eyed Peas、6位はじわじわ後退のWeezerです。
 そして、7位に上昇してきたのがNickelbackの新曲。ビルボードでは、既にアルバムがチャート1位を達成。勢いに乗っています。かなり上位までいけそうな雰囲気。国内版DVD付の限定版では、彼らの今までの全てのPVが見られるとあって、かなりお買い得。
 8位がFall Out Boy。これも好調に上昇中。ここら辺で粘れるか否かが、中ヒットになるか、大ヒットになるかの分かれ目ですね。
 そして10位に飛び込んできたのがBow Wowの「Like You」。Ciaraとのカップルデュエット曲です。R&Bチャートでもずっと2位を記録していて、こちらのチャートでも伸びそうです。

 10位以下の注目曲は、先週の23位からの脅威のランクアップ、12位のChris Brown feat. Juelz Santanaの「Run It」。13位のPretty Ricky「Your Body」。Rockに興味が無い人でも知っているであろうExtremeの曲をカバーして話題、17位のFrankie J.の「More Than Words」。19位のAkonの「Belly Dancer」、など…。
 また、PCDの新曲、Ryanの新曲、Mariahの新曲なども俄然好調。大プッシュのT-Painの「I'm Sprung」も40位から36位へと上昇しています。
 一方の、R&Bチャートは、先週と変わらず、1位Kanye、2位Bow Wow、3位Mariah。けれど、Kanyeだけが1位にも拘らず赤丸が付いたままです。
 最近はチャートが動いていて、追っていて楽しいですね。Kanyeがやはり要注目です。来週の首位に期待!!


Kelly Clarkson 「Because of You」を試聴する(WMP)。

Kanye West 「Gold Digger」を試聴する(WMP)。

Mariah Carey 「Shake It Off」を試聴する(WMP)。

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2005.10.18 Tue
 MTVの企画で、Jay-ZとLinkin Parkが夢のコラボ、「Collision Course」。



 ラップ界の大御所、Jay-Zと、ロック界の大型注目株、Linkin Parkが夢のコラボレーション。お互いの代表曲をぶつけ合い、すごい事になってしまっている。
 「The Black Album」で引退をしたJay-Z。彼がLinkin Parkとのコラボのために再び立ち上がった。
 互いの代表曲をそれぞれミックスして、全てが斬新に。しかも、レコーディングはたったの4日間(!!)で行われて、その後直ぐにMYVでライヴ、という強行軍。しかしこれがちゃんとまとまってしまっているから凄い。
 ちなみにタイトルの「Collision Course」とは、2つの意味があり、1つはそのまま「道筋の衝突」と、もう一つは冗談っぽいニュアンスも含んでいて、コースという言葉は『レッスン』もしくは『講義』という意味あいで使っていて、つまりこの作品は『Mash-Upとはいかにやるものかというレッスン』ってことを現しているとの事。アルバムタイトルが「コラボレーションのお手本」、とは、本人達も相当自信があるのだろう。

 リードシングルは「Numb / Encore」なのだが……、このアルバムは、シングル云々では語れないので、この曲に関するコメントは無し。
 実際、アルバムとしての完成度は高く、評価も上々だが、じゃあシングルとしてはどうかと言われると微妙なものがあり、チャート的にもビッグなアーティスト共演の割にはかなり伸び悩んだ。……まあそれも無理も無い。
 アルバムとしては、本当に巧緻に作られていて、よくこうまで自然にミックスできたと感心するばかり。
 Jay-Zファンからは、「ロックをバックに歌うJay-Zが新しくてカッコイイ」との声が多いが(僕も比較的同感だ)、Linkin Parkファンからは、「けれど元々ラップのあるバンドだったし……」との声も。どちらのファンであったかによって、このアルバムの評価も二分されることだろう。
 正直、Linkin Park目当てでCDを買った僕としては、音が電子音に走りすぎていて、ロックから外れすぎてしまっている気がした。たしかにラップをフューチャーするとなると、そうならざるを得ないのだろうが……。
 しかし、その後Jay-Zのアルバムを買ってきて、そちらを聴いてから再びこのアルバムを聴くと、凄いな、と実感する。
 やはり、実験的なアルバムであるだけに、個人個人評価にはかなりばらつきがあることだろう。

 しかし、実験的な作品なのに、ここまで成功してしまっているのはすごいことではないだろうか。
 価値のある一枚だと思う。


Jay-Z オフィシャルサイト

Linkin Park オフィシャルサイト

「Numb / Encore」を試聴する(Real)。

「Dirt off Your Shoulder / Lying from You」を試聴する(Real)。

「Izzo / In the End」を試聴する(Real)。

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2005.10.18 Tue
 文句なし、Linkin Parkのセカンドアルバム、「Meteora」。



 デビューアルバム、「Hybrid Theory」が全世界で1500万枚を売り上げ、衝撃的なデビューを飾ったLinkin Park。(ちなみにHybrid Theoryは元々バンド名だったが、同名のバンドが既に存在していて断念したとの事)
 そんな彼らが満を期して放ったセカンドアルバム、「Meteora」。
 Meteoraとはギリシャにある世界遺産ともなっている秘境のことである。

 既にこのアルバムも、全世界で1000万枚を突破。「Somewhere I Belong」、「Faint」、「Numb」、「Breaking the Habit」とヒット曲を連発した。
 曲調としては、「今時のロック」といった感じで、結構電子音も取り入れられている。そして勿論ツインヴォーカルで、ラップが随所に挿入されている点も新しいロックの形態としてLinkin Parkの得意とする分野だろう。
 これは、少なからずEvanescenceに影響を与えたのではないかと想像に難くない。
 マイク・シノダのラップが1つの「Linkin Park印」となっていたが、ラップなしのシングルで新境地を切り開いた、「Breaking the Habit」などはかなり必聴。また、そしてこれはGorillazもびっくりの凄いPVである。曲と見事に融合したアニメーションPV。
 これは1stと2ndの間に発売されたリミックスアルバムの「Reanimation」での経験が存分に活かされているのではないだろうか。

 そして個人的にこのアルバムで特筆に価すると思ったのは、「Numb」。
 アルバムって、大抵は最後に収録されている曲にはバラードか、もしてく比較的静かな曲を持ってきて、余韻を持たせて終わるものだが、このアルバムはアルバムの中でもかなりロックしている「Numb」を最後に持ってきている。
 この曲順こそ、彼らの音楽に対するスタンスがよく分かるような気がして、これは衝撃的だった。最後までロックで走り通して、スパッとアルバムは終わる。そして気付けば、また1曲目から聴いていたりするのだ。
 うむむ、やるなぁ…とか思ってしまう。
 しかも僕的には、アルバムの中で「Numb」が一番好きだからヤられてしまう(笑)。

 LPは、このアルバムの発売後に、ライヴアルバム「Live in Texas」、Jay-Zとコラボした「Collision Course」を発売している。そちらも要チェックである。
 そして来年に向けて、メンバーのソロプロジェクトも始まっているそうなので、こちらも楽しみだ。


Linkin Park オフィシャルサイト

「Numb」を試聴する(Real)。

「Lying From You」を試聴する(Real)。

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2005.10.17 Mon
 スーパーモデルから歌手への鮮やかなる転身。Carla Bruniの美しく華麗なデビューアルバム、「Quelqu'un M'a Dit」



 昨年、このアルバムがフランスで大ヒット。人口6000万人のフランスで、100万枚という驚異的なセールスを記録。しかも、とても流行りの曲とは言いがたい。とにかく凄い売れたことが分かるだろう。

 Carla Bruniは元々はモデルである。
 しかし、音楽をやりたいと思い、モデルからシンガーソングライターへと転身。かなり風当たりは強く、「売れはしないだろう」と思われていたにも係わらず、これが大ヒット。アルバムはローリング・ストーン誌などの音楽誌・評論家からも高い評価を得、各メディアも絶賛。その美しい曲調は、胸にしんと響く。
 また、アルバム収録曲のうち、イタリアンスタンダードのフランス語ヴァージョン(仏詞はCarlaが手掛けている)の2曲を除く、10曲すべての作詞・作曲を手掛けていることも、特筆に値するだろう。決してモデルで手に入れた「有名な名前」ということを利用して誰か作曲家に曲を発注したわけではないのである。どの曲も全てが趣深く、モデルとしても成功し、歌手としても遺憾なく才能を発揮しているCarlaは凄いと思う。

 アルバムはCarlaのアコースティックギターと歌をベースとし、アルバムタイルのシングルである「Quelqu'un M'a Dit」のようなゆったりとした曲あり、ソウルやフォークの要素を取り入れた雰囲気に仕上がっていて、土曜の昼下がりにでも聴こうものならばそのまま天国まで行ってしまえそうな感じ(笑)。
 Carlaの囁くようなハスキーヴォイスがとても心地良い。
 また、歌詞もとっても素晴らしい。教養のある「大人の女性」を思わせる。「愛は自分に似合わない。サンローランの服とは違うんだから」という言葉もなんともどきっとしてしまうし、インタヴューで答えた「幸福とは静かなもの」という言葉も、心の奥で呼応してしまう。音楽に見合った歌詞を書けるセンスも抜群に素晴らしいのだ。
 アメリカなどではNorah Jonesと比較されているようだが、はっきり行って比べ物にならない。これは個人的な意見で、彼女のことを好きに思う人がいることは承知だが、Norah Jonesはあまりにオリジナリティーが無い。さらっと歌って、「あっそう」という感じ。
 心をざらっとさらってゆくようなCarlaの方が、数段上を行っている。

 ぜひとも手元に置いておきたい一枚である。
 こういうアルバムが1枚あると、それだけで幸せなものだ。


Carla Bruni オフィシャルサイト

「Quelqu'un M'a Dit」を試聴する(WMP)。

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2005.10.16 Sun
 おそらく、彼のデビューアルバムにしてラストアルバムの、「It's Already Written」。



 Houson出身ではないのに何故かHoustonと名乗るHoutson。
 先に書いてしまうが、彼は今年の2月(だったと思う)に躁鬱病を発病。ホテルから飛び降りようとしたところをガードマンに止められ、かわりに自分の左目を抉り出すという事件を起こした。
 一体彼が今どんな状況なのかは分からないが、再起は不能だといわれている。義眼をしてでも出てきて欲しいが…躁鬱病という病のことを考えると、やはり人前立って歌うことは疲労するし、無理かもしれない。
 ルックスもとても良いだけに、本当に残念である。
 ちなみに、オフィシャルサイトのニュースにも、2月2日付けで、「Our thoughts and prayers are with Houston during this tragic time.」とだけ内容には触れずに書かれている。
 「この辛いときの間、我々の想いと祈りはHOUSTONと共にあります」とでも訳すのだろうか……。
 事件に触れていないことがまた寂しい……。

 デビューシングル「I Like That」。
 先輩にあたる、Chingy、そしてI-20とNate Doggがフューチャーされている。
 とってもノリノリな曲で、重々しいビートに刺々しい高音のキーボードが印象的。これはこのテの曲が好きな人には、相当ヤバイのではないだろうか。時期的に、USHERの「Yeah」を意識した編曲なような気がするので、そちらが好きな人も一度は聴く価値あるはず。
 アルバム全体を通して聴くと、この曲のようなテイストは他にはないので、この曲が好きだからと言ってアルバムを購入することは安易にオススメしないが……。
 それはChingyでおなじみのTrak Starzがこの1曲しか手がけていないことに起因するのかな。
 しっかし、この曲を初めて聴いたとき、フューチャーされたアーティストを知らずにラジオで紹介されたのを聞いたわけだが、Chingyの声って一発で分かりますよね(笑)。あの声は独特だよなぁ…(笑)。

 当時から火がつきつつあったレゲエ的な要素を取り入れた曲アリ、アコギで聞かせるおセンチな曲アリ、幅が広い1枚。
 願わくば、これがラストアルバムになりませんように……。
 頑張れ、Houston。


Houston オフィシャルサイト

「I Like That」を試聴する(WMP)。

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2005.10.15 Sat
 「Perfect」が大ヒット。勢いに乗るSPたちのセカンドアルバム、「Still Not Getting Any」

 


 最近、Green Dayを筆頭に、ロックバンドが巻き返している気がするが、そんな中で頭角を現しいているSimple Planのセカンドアルバム。
 全体に、痛快なテンポの良さが冴え渡り、ノリノリの1枚。

 リードシングル、「Welcome to My Life」。
 「The Reason」に通じる、少し内向的な男の子が主人公の歌詞だが、これが裏拍のリズムに乗って、なんとも気持ちいい。
 バックヴォーカルのデイビッドとのハモリがとても綺麗で、MTVのアコースティックライヴは素晴らしかった。これを元音源にしたバージョンが国内版の限定版には収録されているので要チェック。
 シンコペを刻むドラムが無いと迫力には欠けるが、意外とアコースティックでも「聞かせる」1曲。
 またPVが傑作で、橋を封鎖するというアイディアはVo.のピエールのもの。凄い大掛かりなPVである。(DVD付きの限定版を買う価値アリである)
 セカンドシングル「Shut Up」。
 どこかキーボードの抜けたBusted的な曲で、これまた疾走感溢れる1曲。ポップテイストだけれど、ロックも忘れていないことを感じさせる曲である。
 これもPVが凝った作りである。

 サードシングル、「Untitled (How Could This Happen to Me?)」
 とても個人的なことになるが……。
 丁度この曲がヒットしているとき、僕の小学校の同級生が17歳の若さで亡くなりました。17歳……、本当に言葉も無い。
 原因は交通事故で、事故から2年間持ちこたえてのことでした。
 奇しくもこの曲のPVが飲酒運転撲滅キャンペーンのPVとなっていて、メンバーが高校生時代に飲酒運転が原因で亡くした友人のことをきっかけに製作したとの事。PVの最後には、飲酒運転撲滅のテロップが入り、その事務局への電話番号もテロップされている。
 だからこの曲を聴くと、本当に泣いてしまう、未だに。
 曲も素晴らしく、歌詞も心にぐさっと刺さる。
 本当に泣けてしまうので、PVは同級生の死以来、見れていない。

 そして最新シングルの「Crazy」。
 これがまたヒット中である。結構売れそうな予感。
 コアの音楽ファンの間では、コード進行と曲の構成がHoobastankの「The Reason」とまったくおんなじことでパクリだと非難されているが、メロディーはオリジナルだと思うし、Simple Planのサウンドとも溶け込んでいて、いいテイストの曲である。
 けれど慥かに、「Untitled」にしろ、Simple Planの曲はどれもコード進行が似通っているので(「C/Am/F/G」の循環コード)、これから先が多少心配ではあるが……。

 11月には、初のライヴアルバムも発売されるということで、さらなる活躍が楽しみである。


Simple Plan オフィシャルサイト

「Welcome to My Life」を試聴する(WMP)。

「Untitled (How Could This Happen to Me?)」を試聴する(WMP)。

「Crazy」を試聴する(WMP)。

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2005.10.14 Fri
 昨年の夏に吹き荒れたNina Skyのデビューアルバム、「Nina Sky」。



 流行のCoolie Danceのリズムを取り入れた「Move Ya Body」が大ヒット。NicoleとNatalieの双子の女性デュオ、Nina Skyのデビューアルバム。
 Nina Skyの「Nina」とはNicoleとNatalieの頭文字から。

 リードシングルの「Move Ya Body」。
 これがラジオでヘヴィプレイされたことを発端に大ヒット。いわば、「去年のRihanna」的な感じ。
 Jabbaをフューチャーし、軽快なリズムに乗せて二人が歌う。とにかくトラックがスカスカ。ベースレス(!!)で、ドラムとキーボードだけである。それでここまでアゲアゲにさせるのだから凄い。
 丁度レゲトンが爆発する寸前のヒットで、しかも「レゲトンはこの曲から始まった」と言っても過言ではないN.O.R.E.の「Oye Mi Canto」にも2人はフューチャーされて参加している。(けれどやっぱりDaddy Yankeeが元の元なのかな?)
 それだけでも、この曲がどれだけ凄いかが分かるはず。
 アルバムを通して聴いても、Betty Wrightを迎えた「You Deserve」や、Natalieのお気に入りだというアル・グリーン使いの「Surely Missed」など、むしろテンポを落としてじっくり歌を聴かせるストレートなR&Bチューンにこそ彼女らの美しさを見つけることが出来る。

 レゲトン、N.O.R.E.、Rihannaなどの単語に引っ掛かる人は、要チェックである。


Nina Sky オフィシャルサイト

「Move Ya Body」を試聴する(Real)。

N.O.R.E. feat. Daddy Yankee, Nina Sky, Gem Star & Big Mato 「Oye Mi Canto」を試聴する(Real)。

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2005.10.13 Thu
 Didoのデビューアルバム、「No Angel」。



 なんともメランコリィな雰囲気にDidoの魅力的な声が重なって素晴らしい出来となっている本作。Didoはセカンドアルバムがイギリスで初動売り上げ第4位の記録を持つ今や大物アーティスト。

 リードシングルの「Here with Me」がまた良い。ドラマ「Roswell」の主題歌だったので、耳にした人も多いはず。
 歌詞と曲がとってもマッチしていて、そこにDidoの声が丁度良い具合に重なる。とてもバランスの良い曲で、この不思議な曲の雰囲気には惹かれるものがある。ついつい聴いてしまう。
 そして「THANKYOU」。
 これは、かのEminemの「Stan」のバックトラックとして話題を呼んだ。「Stan」ではAメロしかサンプリングされていないが、この曲はサビも秀逸。ふっとした瞬間、一日の疲れを癒しているときだとか、コーヒーを飲んでのんびりとしているときとか、そう言うときに聴くとかなりツボ。
 アルバムを通して聴いても、彼女は自分の声の特性を良く理解した上でソングライティングしていて、どれもこれも聴き心地の良い曲ばかり。
 アルバムの中で最も美しく盛り上るバラードの「All You Want」、歌詞も美しい「Don't Think of Me」、ユーロビート的な編曲が意外とDidoとマッチしていて驚きのボーナストラック「Take My Hand」。どの曲も素晴らしいが、個人的には「Take My Hand」が一番好き。

 持っていて損は無い、良質なアルバムである。
 セカンドアルバムも素晴らしいが、個人的にはこちらの方がオススメである。
 それと、最近ライヴDVD(&おまけCD)が発売された模様(まだ未購入)。そちらも要check。


Dido オフィシャルサイト

「Here with Me」を試聴する(WMP)。

「THANKYOU」を試聴する(WMP)。

Eminem feat. Dido 「Stan」を試聴する(Real)。

「Take My Hand」を試聴する(WMP)。

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2005.10.12 Wed
 
R&R [CHR / Pop National Airplay]


 R&Rとは、ビルボードチャートのようにシングル売り上げに左右されず(しかもビルボードシングルチャートはダウンロードが加味されていない!)、純粋にラジオのオンエア回数で今一番アメリカのラジオで掛かる曲(=一番売れている曲)を現したチャートです。
 つまり、このチャートこそ、本当に「今、売れている曲」が分かるチャートで間違いない!



  1位 →  Mariah Carey / Shake It Off  (8528) 
  2位 →○ Kelly Clarkson / Because of You  (7683)
  3位 ↑○ Kanye West / Gold Digger  (7614)
  4位 ↑○ Green Day / Wake Me up When September Ends  (6691)
  5位 ↓  Weezer / Beverly Hills  (6215)
  6位 ↑○ The Black Eyed Peas / My Humps  (5905)
  7位 ↓  Lifehouse / You and Me  (5155)
  8位 ↓  Rihanna / Pon De Replay  (5081)
  9位 ↑○ Nickelback / Photograph  (5036)
  10位 ↑○ Fall Out Boy / Sugar, We're Goin' Down  (4922)

 Mariah、5週連続首位。しかし放送回数が微妙に減っています。2位のKellyや3位のKanyeにそろそろ抜かれそうな気配が。とにかく3位のKanyeが強い……。
 4位以下では、BEPの「My Humps」が好動向。じわじわと上昇中。
 初登場、9位に飛び込んできたのは、Nickelbackの新曲、「Photograph」。既にアルバムがビルボードで1位を取っているだけに、R&Rでもかなり上位に食い込みそうな予感たっぷし。
 また、10位に初登場のFall Out Boyもかなり勢いがあります。

 10位以下で注目は、12位のBow Wow feat. Ciaraの「Like You」、16位のGorillazの「Feel Good Inc.」、17位のPretty Rickyの「Your Body」、20位のFrankie J.の「More Than Words」など……。
 Ryan Cabrera、PCDの新曲、T-Painなどもかなり良い感じです。
 また、Mariahの新曲、Simple Planの新曲、Marioの新曲などが圏外ですが登場。

 一方のR&Bチャートでは、変動なしの1位Kanye、2位Bow Wow、3位Mariahです。
 4位のAkonが5位からワンランクアップして、要注意かも。
 「SOULTRAIN」大プッシュのT-Painの「I'm Sprung」が赤丸が付いているにも拘らず、8位から9位へとランクダウンしてしまったのがちょっと気がかり。まあ、R&Rチャートだとこういうことってよくあるのですが……。

 来週あたり、もしかしたらKnayeがやってくれちゃうかもしれません!


Mariah Carey 「Shake It Off」を試聴する(WMP)。

Kelly Clarkson 「Because of You」を試聴する(WMP)。

Kanye West 「Gold Digger」を試聴する(WMP)。

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2005.10.12 Wed
 アルバムを出すごとに着実にレベルアップしているTick Daddyの「Thug Matrimony : Married to the Streets」。



 前作、「Thug Holiday」が全米で大ヒット。あのNellyが「2002年のベストアルバム」と認めたことでも話題に。
 そんなノリにノっているTrick Daddyが放つ最新アルバム、「Thug Matrimony : Married to the Streets」。

 リードシングル、「Let's Go」。
 これがもうヤバイ。Ozzy Osbourneの代表曲ともいえる、「Crazy Train」を元ネタにサンプリングしたトラックだが、とにかく超ド級変態トラック。
 そしてフューチャーされているのが、TwistaにLil' Johnである…。Lil' Johnはプロデュースにこそ参加していないが、なんだか彼のアルバムに通じるものがある印象。
 最高のメンバーで挑む、本当に激しくcrazyな1曲……。けれどアガること間違いない。
 そして続くセカンドシングルの「Sugar」。
 これがまた大ヒットである。(どうしてもBaby Bash feat. Frankie Jの「Sugar Sugar」とタイトルを間違えてしまうのだが(笑))
 ゆるい感じを漂わせつつ、けれど何だかノってしまう1曲。これがはまると抜け出せないんだ(笑)。
 アルバム全体で見ても、かなりいい感じである。シングルだけが良い曲であるわけでなく、アルバムとして聴ける1枚。Ying Yang Twinsが参加している曲などもある。

 ちなみに、彼のアルバムには全部タイトルに「thug」という単語が入っているが、これは元々は「悪漢」や「暴漢」を表す言葉。
 Hip-Hip界では「ギャングスタな生き様」を意味する言葉として使われる。
日本語で言うと「極道」が近いらしい。2Pacの代名詞でもあった。彼のオフィシャルサイトのアドレスも、「www.thug.com」である。


Trick Daddy オフィシャルサイト

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「Sugar」を試聴する(WMP)。

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2005.10.11 Tue
 グラミー受賞で華々しいデビューを飾ったNelly Furtadoのセカンドアルバム、「Folklore」。



 1作目の「Whoa, Nelly !」とは打って変わって、エキゾチックなアコースティックサウンドの冴え渡るNelly Furtadoのセカンドアルバム。
 前作の「I'm Like a Bird」の明るい要素を残しつつ、もっと彼女のアイデンティティー、幼い頃から触れてきた音楽に掘り下げた、趣深いアルバムとなっている。

 リードシングルの「Powerless」。
 これを聴けば、彼女が方向転換したことが分かるだろう。気持ちの良いリズム。そしてそれに自然と溶け込んだマンドリンやバンジョー、タブラなどの民族楽器。これがまた絶妙に素晴らしいのだ。
 タイトルは「Powerless」だが、100%「Powerfull」な1曲である。
 これは本当に元気の出る1曲で、是非是非チェックである。
 セカンドシングルの「Try」はテイスト変わって少し哀しげな雰囲気。サビが2回しか来ず、しかも最後のサビのレコーディングはアドリブだという(!!)。
 彼女の歌唱力の凄さも伺える1曲だ。
 どちらもアルバムにはアコースティックバージョンが収録されているので、そちらも注目である。2曲とも元々かなりアコースティックテイストではあるが、さらにエキゾチックな仕上がりで、とても素晴らしい。

 アルバム全体を見てみると、何だったか忘れてしまったが、慥かアメリカのTVサッカーの放映の際のテーマソングに起用されたこれまた超パワフルな「forca」、アグレッシブな歌詞と曲がこれまたエキゾチックに絡み合う「Explode」、デモテープ調の(?)和気藹々とした雰囲気で収録されたような「Saturdays」(Nellyの笑い声が可愛らしい)、アルバムで最もエキゾチックで、母親の口笛までもフューチャーした3拍子の「Island of Wonder」、などなど、魅力的な曲が盛りだくさん。
 彼女のソングライティングのセンスはとても素晴らしい。ファーストの「I'm Like a Bird」のときも相当感動したが(もう名曲である)、今回のアルバムもかなり良質のつくりとなっている。
 余談だが、インタヴューでNellyが答えた、「私の祖母はもう80歳で未だに洗濯板で洗濯をするけれど、たまにマクドナルドでハンバーガーを食べたりするのよね」、と言うなんとも含蓄に富んだ言葉が忘れられない。
 「Folklore」という、ポルトガル系の血を受け継いだ彼女がカナダでデビューし、アメリカで成功を収めたそんな彼女のアルバムタイトルからも垣間見れる民族的な要素は、とても上手く彼女の全てと融合している。

 Nellyは近々サードアルバム「Loose」を発売予定で、プロデューサにはなんとThe NeptunesのPharrellが参加している。
 言われてみれば、「Explode」はRapぽく歌っているフックがあるし、2人の相性はかなり良さそうな予感がする。いまから楽しみである。


Nelly Furtado オフィシャルサイト

「Powerless」を試聴する(WMP)。

「Try」を試聴する(WMP)。

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2005.10.10 Mon
 The NeptunesのPharrell率いるN.E.R.D.のセカンドアルバム、「Fly or Die」。



 The Neptunesといえば、いまや大物プロデューサチーム。Kelisをヒットさせたことで成功を収め、最近ではSnoopの「Drop Like It's Hot」で改めてその凄さっぷりを見せ付けました。
 目茶目茶難しい玄人ウケのコード進行に、スカスカのトラックを乗せてみたり、独特のリズムでアゲてみたり、The Neptunesのアイディアの豊富さには毎回驚かされて、その斬新さに気付けばはまってしまいます。
 そんなThe Neptunesの要の人物、Pharrell Williamsが同じくNeptunesのメンバーと幼少からの友人とタッグを組んだユニット、「N.E.R.D.」のセカンドアルバム。解散が発表されたりもしたが、どうやらそれは撤回された模様。
 ちなみに「NERD(ナード)」だと「オタク」や「がり勉」という意味だが、これは「None Ever Really Dies」の略。
 アルバムを通して聞くと、ジャンルはHip-Hopと言うよりもRockに近い気がするのだが、一応Hip-Hopにしておくのであしからず……。

 リードシングル、「She Wants to Move」。
 これがまたコードが難しい。Pharrellじゃなかったら、こんな曲を書いたところでバラバラに空中分解してしまいそうな危うさ。
 ゾワゾワとするような不思議なメロディーに、急き立てるようなドラムのリズム、アクセントを決めるギターにと、The Neptunes的な要素を残しつつも、「N.E.R.D.」としての独自のサウンドがある。
 雰囲気としては、Alternative RockがHip-Hop的な要素を含有しつつハードになったような感じで、これがまたカッコイイ。PVもとっても不思議な感じで、曲とマッチ。
 街中で聞いていたとき、イントロの犬の鳴き声で驚いた経験アリ(笑)。

 アルバムには他にも、Good CharlotteのJoel MaddenとBenji Maddenをフューチャーした「Jump」、タイトルトラックの「Fly or Die」など、良質な曲が満載。
 元々Rockから洋楽に入って、現在R&BやHip-Hopにハマっている人には、かなりツボにはまる一枚となっている。
 正しく「最先端の音」を納めたこのアルバムは至聴の一枚である。

 ちなみにPharrellはソロアルバム「In My Mind」が11月に発売予定。
 リードシングルの「Can I Have It Like That」では、今のところ今年のベスト3ヒットシングルには入るであろうPharrellがプロデュースをした「Hollaback Girl」で共演のGwen Stefaniがフューチャーされている。
 パワフルなGwenがフューチャーされることだし、「Hollaback Girl」のようなドラムの冴えるアゲアゲな曲かと思ったら、これは結構おしとやかな感じの一曲。大人っぽい1曲となっていて、Gwenもクールに決めている。
 このアルバムも今年の年末を賑わしてくれること間違いないだろう。
 (そういえばPharrellがレゲトンに進出と言う情報は本当なのかな?(笑))


N.E.R.D. オフィシャルサイト

「She Wants to Move」を試聴する(WMP)。

「Maybe」を試聴する(WMP)。

Pharrell Williams feat. Gwen Stefani 「Can I Have It Like That」を試聴する(WMP)。

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2005.10.09 Sun
 13歳にしてデビュー曲がチャート1位を6週連続(!!)という大記録を成し遂げ、Britneyのチャート1位最年少記録を塗り替えたスゴ者、JoJoのデビューアルバム、「JoJo」。



 少し前まで「JoJo」といえば、K-Ci & JoJoのJoJoのことであったが、今では彼女のことだろう。
 冒頭でもそのすごさっぷりに触れたが、本当に凄い。
 最近音楽業界も低年齢化が進んでいるが、それにしても「13歳」は若い……。
 正直、最初は「13歳が歌を歌ったところでカラオケと変わらないだろう」と決め込んでいたのだが、これがまたびっくりするほど歌がうまいのである。「おいおい、マジで?」と口をあんぐりである。Beyonceもびっくり、と言っても良いかもしれない。

 デビュー曲「Leave(Get Out)」がR&Rチャートで6週連続1位を獲得。慥か7週目はAshleeの「Peaces of Me」に奪われてしまったのだった。そしてその間ずーっと2位で粘り続けたのがAvrilの「My Happy Ending」。そしてCiaraの「Goodies」が上昇中、という「10代の女の子」が猛追をしていた去年の今頃の話だ。(Avrilは既に10代ではないが)
 この曲は本当にJoJoの歌声が生かされた名曲。アイドルの、しかも「13歳の」子の曲、と言う事で癪に触っていたのも事実だが、それを黙らさせるパワー、歌唱力、全てを兼ね備えていた。
 歌がうまい。どうしたらこんな歌い方を出来る中学1年生が生まれてくるものか……もう笑うしかないといった感じ(笑)。しかもさすがはアメリカで、よっぽど多彩な子でもない限り幾ら容姿に恵まれていても売れないお国柄とあって、彼女はダンスも上手い。そしてアルバムでは1曲だけではあるもののソングライティングも手がけている。
 嗚呼、笑うしかない(笑)。

 セカンドシングル「Baby It's You」もスマッシュヒット。年が近いから起用されたのか、Bow Wowをフューチャーしたリミックスバージョンも耳にしたりした。
 さすがにパワー切れか?のサードシングルの「Not That Kinda Girl」はあまり売れなかったが、「Baby It's You」より曲的に地味ではあっても、歌唱力の面では他の曲よりもぐんと上手さの引き立っている仕上がり。ツボにはまると抜け出せないメロディーである。
 アルバムを通してみても、やはり「13歳」とは思えない凄さ。これがさらに大人になって成長することを考えると、恐ろしくなってしまう。一体どこまで歌が上手くなってしまうのだろう(笑)。
 「Keep on Keepin' on」など、「続けることを続けよう」とはなんとも凄いタイトルである(まあ本人がつけたわけではないのだろうが)。直木賞作家の村山由香氏のある小説に同様のフレーズが出てきたのを思い出して、ふと微笑んでしまった。

 これからの彼女の成長が楽しみである。
 まだ「アイドル」然とした雰囲気があるが、きっといつか本当に凄い歌手になっているように思う。今からチェックしておいて損は無いだろう。
 ちなみにJoJoは「13歳にしては肌の露出が多すぎる、化粧が濃すぎる」とPTAに怒られたことがあるそうで(笑)。そりゃしょうがないんじゃないのか??(笑) まだまだ幼い顔立ちの割りに、躯はしっかりもうグラマーになりつつあるのがまた腹が立つ(笑)。けれど本人もまだ自分が「子供である」ということは自覚しているようで、「私はまだネイルアートが似合わないの」とインタヴューで答えていたこともあった。
 それでもさすがは成功にこじつけただけあってか、性格はちょっときつい模様(笑)。「ベストヒットUSA」にゲスト出演していたとき、小林克也氏がたじたじになっていたし…(笑)。
 とにかく、これからもJoJoに注目である。


JoJo オフィシャルサイト

「Leave(Get Out)」を試聴する(WMP)。

「Baby It's You」を試聴する(WMP)。

「Not That Kinda Girl」を試聴する(WMP)。
  高音質オーディオ試聴はこちら

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2005.10.08 Sat
 Ludacrisの4thアルバム、「The Red Light District」。



 リードシングル「Number One Spot」、「Get Back」の2曲はテンションの高い高い。そしてそれに続くサードシングル、「Pimpin' All Over the World」はもう名曲。どうも僕は、T-painの「I'm Sprung」みたいに、グルーヴの大きい曲(?)が好きみたい。刻みが細かいのも好きですけれどね。

 Ludacrisは大御所中の大御所ヒップホップ・レーベル「DEF JAM」が、南部支部として発足した「DEF JAM SOTUH」からの第1弾アーティスト。00年のメジャー・デビュー・アルバム『Back for the First Time』は全米初登場4位という上々の発進を見せた。
 最近は自分のクルー=ディスタービング・ザ・ピース(DTP)のフック・アップも忘れず、クルー名義作『ゴールデン・グレイン』もリリースしている(そういえば、DTPに所属していたChingyがLudacrisともめて抜けるという事件があった)。

 そんなノリにノっているLudacrisが放つ4thアルバム。
 今回は外部プロデューサを多用し、多彩なアルバムとなっている。
 Missyでおなじみ、Timbalandは、前作の「Stand Up」を彷彿とさせる曲の「The Potion」を担当。
 他にも、Organized Noize、Salaam Remi、DJ Quik、Teena Marie、Icedrakeなどなど……。ウェッサーイな曲からメローチューンまで、幅広い。

 今もアメリカでヒット中の「Pimpin' All Over the World」はとにかくヤバイ。聞いていて気持ち良いヒップホップ曲ってそうそう無い。自分的に、久々のヒットでした。
 要チェックです。


Ludacris オフィシャルサイト

「Pimpin' All Over the World」を試聴する(WMP)。

「Number One Spot」を試聴する(WMP)。

「Get Back」を試聴する(WMP)。

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2005.10.07 Fri
 癒し系スーパーヴォイス。Josh Grobanの「Closer」。



 ソルトレイクオリンピックの閉会式で聖火が消えるときに歌ったことでも話題になったJosh Groban。彼のセカンドアルバム。
 ジャンルは一応クラッシックになるのだろうが、このアルバムが大ヒット。総合チャートで1位を記録した。本人も「Jay-Zなどの知っているアーティストの名前の上に自分のアルバムがランクインしていて驚いた」とインタヴューで答えていた。……そりゃ驚くだろう(笑)。
 最近、アメリカでも癒し系がブームなのか?

 さて。
 このアルバムは、聞くと心底じーんとしてしまうような、「究極の」癒し系…(あまり「癒し系」という言い方は好きではないが)。
 リードシングルの「You Raise Me Up」は、本当に名曲である。昨年のグラミーにもノミネートされた。忘れてしまったが、原曲はアイルランド系のグループの曲だったと記憶。イントロから泣かせるではないか。
 曲が大変素晴らしいのも間違いないが、歌詞も泣ける。Joshの声も冴え渡る。
 壮大な編曲なのに、率直でシンプルなことを真摯に歌うJoshの声が胸のど真ん中に刺さるのだ。落ち込んだときには必ず聞いてしまう。悩んでいる友人に、このCDをプレゼントしたこともあった(とても喜ばれた)。
 今回のヒットの裏には、「アリーmyラブ」のドラマに「歌の上手い男性」のマルコム役で2回ゲスト出演した影響もあるのだろうが、それ以上に彼の実力が認められたからだろう。とにかく上手いのだ。

 アルバム全体で見ても、「一番綺麗に聞こえる言語はイタリア語だと思った」と語るJoshはイタリア語で数曲歌っていたり、クラッシックでありながら、「新しい」。新しいことに挑戦し続けている。
 「クラッシックは……ちょっと…」と言う人にもオススメの、Pop的な聞きやすさも含んだ、とても良質のアルバムである。

 ひとまず「You Raise Me Up」、試聴してみてください。PVもとても綺麗な作り。


Josh Groban 日本オフィシャルサイト

「You Raise Me Up」を試聴する(WMP)。

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2005.10.06 Thu
 Faith Evansのレーベル移籍後第一弾、心機一転の傑作アルバム、「The First Lady」。



 Faith Evansといえば、Mary J Bligeと並ぶ、R&Bのシンガーである。P.Diddy(現在改名して「Diddy」)率いるBad Boyレーベルの稼ぎ頭、Notorious B.I.G.の元妻でもある。95年のシングル、「You Used to Love Me」のリードシングルが大ヒットし、アルバム「Faith」は100万枚を超えるヒットとなった。
 B.I.G.とわずか8日間(9日間説アリ)と言われる交際期間を経て結婚し、子供を出産する。しかし2人の関係は疎遠なものとなっていた模様。けれど、一連の東西抗争の中で2PacとFaithの浮気説などが取りざたされている中、97年3月、B.I.G.が他界してしまう。
 FaithはP.Diddyとともに追悼曲「I'll Be Missing You」を発表、チャート1位を記録するロングヒットに。
 簡単に彼女の半生を振り返ってみたが、栄光あれば苦難の連続もあり、本当に大変だったことだろう……。

 そんなFaithがレーベルを移籍し、新たに歩みだした記念すべき1枚目、「The First Lady」。全米初登場2位。
 アルバム発売前に麻薬所持で逮捕され、発売延期になっていたが、無事に今年リリースされた。彼女の伸びやかな声を聞いて、ほっとしたものである。

 リードシングル、「Again」。
 彼女はインタヴューでこう語っている。
 「『Again』に込めた思いは、私が置かれた状況を解って欲しい、ということなの、つまり、これが私よ…自然体の私自身なのよ、ってね。私だって過ちを犯すことがあるし、私は母親だけど、運転中に違反キップを切られることもあれば、お料理をすることもある…私だって、みんなと同じ普通の人間なのよ。みんなに知っておいて欲しいのは、TVで報道されたからといって、それが全て真実とは限らないってこと…。」(from TOSHIBA EMI)
 麻薬のことでも、結構叩かれたのだろう。
 しかし、この曲を聴くと、彼女はもう何も問題は無いのではないかと思えてしまう。そりゃ、日常悩むことは沢山あるだろうが、少なくとも「新しく歩み出せている」と思う。
 曲もFaithの声がとても活きた楽曲で、ついつい聴いてしまう1曲。どこかクリスマスソングのように聞こえるのは僕だけだろうか(笑)。

 また、それよりも前に映画「Coach Carter」(アメリカ版「金八先生」?(笑))のサントラに提供された「Hope」では、Twistaをフューチャー。
 Twistaのラップはがつがつしすぎていて嫌いなのだが、この曲ではTwistaのラップがとっても優しく聞こえる。……不思議だ。Faithとの相性も抜群。じーとしてしまう1曲である。
 他にも、ビンワンプロデューサにして歌手のMario Winansをフューチャーした楽曲も絶妙。アルバムとして聞ける1枚だ。

 Faithの2001年以来の温かい1枚、間違いないです。


Faith Evans オフィシャルサイト

「Again」を試聴する(WMP)。

「Hope」を試聴する(Real)。

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