SOULTRAIN

「SOULTRAIN」 n. 名詞 : 魂列車

"この音楽が俺の胸を熱くする  。"
Real Good Musicをお届けするブログです。

menu
更新情報.jpg 本日の一言.jpg オススメ.jpg 新譜.jpg
特別企画.jpg コンセプト.jpg 別館.jpg ランキング.jpg

what is your favorite music genre ?





このブログは面白かった(or役に立った)
Yes (ブログランキングに1票) / No ( またのお越しを)
今日は何位になっているのでしょうか。

by pilot-fish since 2005.09.13.

--.--.-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2006.07.31 Mon
 あのデスチャの初期2作で活躍していたLeToyaがついにソロデビュー。LeToyaの「LeToya」。



 デスチャことDestiny's Childはまあメンバーの入れ替わりの激しかったグループですが、そんな中で初期の2アルバムで活動していたLeToya。シングル9曲の製作にもかかわっていて(「Bills Bills Bills」や「Say My Name」など)、ソングライターとしても、デスチャのメンバーの中でも稀有な存在だったLeToyaですが、脱退(というか「クビ」状態だった気がしますが)。
 そんな彼女がCapitolと契約し、映画「Coach Carter」のサントラに参加などの活動を経て、ついにリベンジの(?)ソロデビュー。元々、このアルバムの発売日がデスチャのKellyとぶつかっていたあたりにも復讐っぽい感じがありますね(笑)。
 かなり気合の入ったアルバムで、Jermaine Dupri、Jazzy Pha、Scott Storch、Teddy Bishop、Just Blazeらがプロデューサーとして参加。また、地元H-Town(ヒューストン)のMike Jones、Paul Wall、Bun B、Slim Thugらがゲスト参加して、聞き応えのある1枚となっています。
 正直、Beyonceよりも好き(笑)。ライティングのセンスも感じさせるし、個人的にとっても応援したいなぁ(特にガールズグループなんて凄そうじゃないですか、一緒にやってくの。そんな中で製作にもかかわっていたのに弾き出されちゃったLeToyaを考えると不憫で(笑))。
 注目の1枚です。

 リードシングル「Torn」。
 The Stylisticsの「You Are Everything」のネタ使いと、かなり「大ネタをリードシングルに持ってきたな」という印象のこの曲。けれどまた見事に使っていますね。
 もうモロ使いなんだけれど、またLeToyaが歌うのも新鮮ですね。原曲のスウィートな雰囲気を損ねることなく、スムースにHookへと盛り上っていくんだけれど、これがまた美メロのバラード。かなりハマる人はいるんじゃないかなぁ。
 ちょっとさすがにネタが強すぎて、賛否両論状態のこの曲ですが、まあそれを覚悟であえてこの曲をリードシングルに持ってきたあたりにLeToyaの意気込みを感じるし、そこらへんは目を瞑ってあげるべきなのかな。
 歌唱力はさすが、と言う感じで、後半の盛り上がりっぷりはゾクゾクしますね。うーん、何度聞いても声がFaith Evansに聞こえるのは僕だけなのでしょうか(笑)。とても聴き心地の良い曲です。これは夜静かに聴いたらじーんとすることでしょう。
 アルバムも、気合の入ったつくり。プロモシングルの「U Got What I Need」からアルバムは幕開け。バッグのキラキラしたサウンドにLetoyaがとても映えているのに、Just Blazeプロデュースだからなのか、どこか男臭い(笑)。続く「So Special」はただ同じコードをリズムで刻んでいるだけの単調のピアノがツボ。「Torn」を挟んで、「Coach Carter」のサントラにも収録された「What Love Can Do」はキレの良いフォービートのような思いビートと、ピアノのシンコペーションのリズムが秀逸。このメインリフのリズムは相当ですよ!! セカンドシングルの「She Don't」もまたオシャレなミディアムなトラック。そこからは怒涛のH-Town勢参加の曲がずらっと並び、男性とLeToyaの絡みが抜群。また、デスチャからは想像がつかないビートのつよいPall Wallとの「All Eyes On Me」なんかがインパクトがあります。後半は歌を前面に押した曲が並び、これまたイイ感じ。バラードの「Obvious」は聞かせるし、高音のコーラスが綺麗な「This Song」はゾクゾク。
 リベンジに燃えているのか(笑)、本当によく出来たアルバムです。色々なサウンドが展開されながらも、アルバムとしての"TORN"が統一されていて、一枚のアルバムとしてとても楽しめますね。

 さて、Beyonceにリベンジなるのでしょうか。楽しみですね。
 Beyonceから人気を差し引いて、純粋に実力勝負だったら、本当に互角で行けるんじゃ、と思わせる1枚です。(……ただ、LeToyaはルックスが問題なんですけれどね(笑))
 要チェックの1枚です。


LeToya オフィシャルサイト

▽ Video 「Torn」をフル試聴する(WMP)。

▽ Video 「She Don't」をフル試聴する(WMP)。

この記事は面白かった(or役に立った)
Yes (ブログランキングに1票) / No (またのお越しを)
スポンサーサイト
2006.07.30 Sun
 Hip-Hop/R&Bのコンピレーションとして楽しめるような強力なサウンドトラックがドロップ。「Step Up」。



 米東海岸の都市=バルティモアを舞台に、地元名門アート・スクールでクラシック・バレエを専攻する主人公ノラと対照的なゲットー育ちでやんちゃなストリート・ダンサー、タイラーの出会いと恋、ダンサーとしての熱い交流を描いた作品として注目のこの映画。(>>HMV)
 映画にMarioなどが出演しているのも洋楽好きには気になるところですが、なんと言ってもこの作品はサントラが凄い。Ciaraのニューシングルが収録されているということで話題沸騰。
 客演ではMissyやBow Wow、Field Mobなどの曲でCiaraの名前を目にしていましたが、Ciara名義のシングルは「And I」以来。「And I」収録のアルバム「Goodies」は2004年発売ですし、ファンにとってみたら2年ぶりのCiaraの新音源と言うことで、話題になるのも頷けます。(まあ今回のシングルはcRunkではないので「Goodies」や「1, 2 Step」が好きだった人にはパっとしないかもしれませんが)
 そんな話題性充分のこのサントラですが、他にも注目曲が盛りだくさんの、サントラとしてというよりは一枚のコンピレーションアルバムとして聞ける、充実した1枚。
 前述のCiaraを筆頭にして、Chamillionaire、Sean Paul、Keyshia Cole、Kelis、Chris Brown、Petey Pablo(なんだかCiaraとは縁がありますね)、Youngbloodz、Yung Joc、Clipse、Mario、Anthony Hamiltonなどなど……と、本当にかなりのメンツです(しかも6曲が新曲)。
 Hip-Hop/R&Bコンピとして押さえておいて損はない1枚。

 シングル「Get Up」。
 cRunkの女王、Ciaraの新曲であるというのもさることながら、「Ridin」の大ヒットで一躍サウスラッパーとして成功を手中に収めているChamillionaireをフューチャーしていて、この組み合わせも新鮮なのでは。
 手拍子のようなドラムのキレの良いサウンドからスタートして、「1, 2 Step」でおなじみのポコポコした感じのキーボードが後ろで遊んでいます。それもそのはず、Jazy Phaのプロデュースなんですね、この曲。(確かなことは分からないけれど、「Ladies and Gentleman !」ってドロップが入っているから間違いないでしょう) うーん、CiaraはField Mobの「So What」にしろ「1, 2 Step」にしろ、Jazzy Phaとの相性がいいですね。
 曲はcRunkのように緩いテイストではなく、それがまたCiaraには新鮮かな? ノリノリな感じで、最後まで一気に聞かせるような勢いがあります。またシンコペーションのフックがツボに入るトラック。またまたChamillionaireが歌いだしたり、結構楽しい曲であるのですが、ただJazzy Phaの曲ってどれも似ている感じがするのが残念(苦笑)。なんか聞いたことのあるような感じは否めませんね。それでも、Chamillionaireのラップが曲をぐっと締めていて、良い感じです。
 また、アルバムにはKelisなどの新曲も収録。Petey Pabloも新曲を提供しているそうですが、この人はまだ生き残っていたんですね(笑)。「Freek-A-Leek」以来ぱっとしたヒットがないですが…(笑)。また、Anthony Hamiltonも新曲提供と言う事で、これも非常に気になる!! かなりHip-HopっぽいR&Bといった雰囲気でまとめられたアルバムのなかでAnthonyだけがちょっとういている気がするのですが、だからこそどんな曲なのか気になりますね。
 本当にとても充実したサントラです。

 Ciaraはそろそろニューアルバムを出すのかな? そろそろ出しても良い頃っていう気がします。
 cRunkのもう1人の女性歌手、Brooke Valentineはニューアルバムを出すことだし(聞いた感じだとあんまりcRunkっぽくないですが)、そろそろアルバムが出てほしいですね。
 Lil Jonはサウスで流行っているSnaps(Cherishの「Do It To It」みたいなリズムのやつ)に今ハマっているみたいだしCiaraがSnapsを歌う日が来るかも。
 なんにしろ、今後の活躍が楽しみですね♪


Ciara オフィシャルサイト

▽ Video 「Get Up」をフル試聴する(YouTube)。
  髪を黒く戻して、なんだか誰だか全然分からないCiara嬢…(笑)。

この記事は面白かった(or役に立った)
Yes (ブログランキングに1票) / No (またのお越しを)
2006.07.27 Thu
 
R&R [CHR / Pop National Airplay]


 R&R (Radio and Records)とは、一週間に全米の全ラジオ曲で掛かった放送回数をもとにランキングを製作したチャート。専門局が作られて細分化され、ラジオが世界で最も浸透したアメリカならではの業界向け専門誌。純粋にラジオのオンエア回数で今一番アメリカのラジオで掛かる曲(=一番売れている曲)を現したチャートです。
 つまり、このチャートこそ、本当に「今、売れている曲」が分かるチャートで間違いない!



  今週 (先週)
  01位 (01位) →○ Nelly Furtado / Promiscuous
  02位 (05位) ↑○ Panic! At The Disco / I Write Sins Not Tragedies
  03位 (02位) ↓  Rihanna / Unfaithful
  04位 (03位) ↓○ Cassie / Me & U
  05位 (07位) ↑○ The Fray / Over My Head (Cable Car)
  06位 (11位) ↑○ The Pussicat Dools feat. Snoop Dogg / Buttons
  07位 (10位) ↑○ Gnarls Barkley / Crazy
  08位 (09位) ↑○ Christina Aguilera / Ain't No Other Man
  09位 (04位) ↓  Shakira feat. Wyclef Jean / Hips Don't Lie
  10位 (12位) ↑○ Cherish feat. Sean Paul of Youngbloodz / Do It to It


▽ Video Nelly Furtado 「Promiscuous」をフル試聴する(WMP)。

▽ Video Panic! At The Disco 「I Write Sins Not Tragedies」をフル試聴する(YouTube)。

▽ Video Rihanna 「Unfaithful」をフル試聴する(YouTube)。

この記事は面白かった(or役に立った)
Yes (ブログランキングに1票) / No (またのお越しを)
2006.07.25 Tue
 あのJoJoのニューシングルがようやくドロップ。JoJoの「Too Little Too Late」。



 13歳にしてR&Rチャート6週連続1位を記録し、Britneyの記録を破って最年少首位獲得の記録を持つJoJoですが、彼女の"売り"といったらなんと言っても「若さ」だろうに、「その割りに最近活動を聞かないなぁ」と思っていたら、ようやく出ましたよ。ニューシングルが。(今年の春に出る予定だったそうですが、ずれこんで夏ごろにもアルバムが出る予定)
 「Leave (Get Out)」で大ヒットを飛ばしてから早2年。とは言え、まだ15歳なんですよね…(中学生って…)。いや、正直あんまりアイドルは取り上げたくないし、JoJoもニューアルバムが出ると知っても「あーそう」ぐらいに流していたのですが、聞いてみてびっくり。これがまたメチャメチャ歌が上手くなっている(!!)。…もうね、Mariahより高いキーの音を歌っているんですよ(泣)。ハンパない歌唱力です…。前作でも凄かったけれど、それからより成長したそのあまりの歌唱力に驚かされちゃって、こうして勢いで記事を書いているまでで(笑)。本当に15歳とは思えないなぁ…(相変らず顔はまだ幼いですが<だんだん顔立ちがLinseyに似てきてません?(笑))。
 さて、そんなJoJoですが、未確認情報ながら、このアルバムで引退をするとか? なんでも、歌手業を休業するらしいです。うーん、本当によく分からないんだけれど、だとしたら尚更気になるなぁ。アイドルアイドルしている子だけれど、白人なのに「私はR&Bを歌うの」とキッパリしているところとかに、結構歌手としての能力を買っていたのですが…。
 とにかく、また本当に歌が上手くなっているJoJoに注目です。

 リードシングル「Too Little Too Late」。
 「Leave」の時も、「こりゃ13歳が歌う歌じゃないだろ…」って思いましたが、今回もそんな感じ(笑)。歌唱力が年齢を超越しちゃっているから、曲はすごい大人っぽいのが毎回用意されているみたいなのに、歌詞がいかにもアイドルになっちゃって、そのギャップがアンバランスですよね(笑)。
 「Leave」を彷彿とさせる、アコギから曲はスタート。つんつんした感じが治まって、今回ちょっとしっとりと盛り上る感じ。このメインリフも結構ツボはまりますね。
 BlidgeからHookへと温度が上がっていく感じが気持ち良いですね。「Leave」みたいに聞いて直ぐにクセになるようなガツンとした雰囲気ではないのですが、聞いていて厭にならない、とてもあたたかい感じ。
 また、JoJoの歌唱力のハンパじゃないっぷりがすごくて(笑)、後半はとにかく凄い。こんな高音を歌ったらぶっ倒れそうで…(笑)。彼女の表現力と言うのがとても深くなっていて、Hip-Hop的なシャウトの仕方も今までにはなかったものだし、かなりの聞き応えです。最近だと、Mariahの「Don't Forget About Us」が最も高い音が出ている曲だったけれど、JoJoはそれよりも高い(笑)。本当にこの子は15歳とは信じられないような音域です。もっと本格的に歌手として攻められたら、かなりの脅威ではないでしょうか(しかも既に特大のシングルヒットを持っていますしね)。
 インパクトのある曲ではないけれど、何回もついつい聞いてしまう曲。聞き応えがある割りに「重く」なくて、とてもバランスが良いですね。
 これだけの歌を見せ付けられてしまうと、アルバムへの期待が高まりますね。本当に表現が豊かになっていて、アルバム1枚をどう歌いこなしているのか気になるところ。ちなみに「Secret Love」という曲を映画「Shark Tale」のサントラに提供していて、そちらも良い曲です。

 まだちょっと先の話過ぎて情報がいまいちはっきりとしていない部分も多いのですが、これはかなりの強力なアルバムとなりそう。楽しみです。
 去年と比べると、今年は比較的10代の歌手のヒットが少ない気がしますが、それに風穴を開ける存在となるのかな?


JoJo オフィシャルサイト

▽ Video 「Too Little Too Late」をフル試聴する(YouTube)。
  やっぱり15歳……。化粧がケバいですね(笑)。

この記事は面白かった(or役に立った)
Yes (ブログランキングに1票) / No (またのお越しを)
2006.07.20 Thu
 
R&R [CHR / Pop National Airplay]


 R&R (Radio and Records)とは、一週間に全米の全ラジオ曲で掛かった放送回数をもとにランキングを製作したチャート。専門局が作られて細分化され、ラジオが世界で最も浸透したアメリカならではの業界向け専門誌。純粋にラジオのオンエア回数で今一番アメリカのラジオで掛かる曲(=一番売れている曲)を現したチャートです。
 つまり、このチャートこそ、本当に「今、売れている曲」が分かるチャートで間違いない!



  今週 (先週)
  01位 (01位) →○ Nelly Furtado / Promiscuous
  02位 (02位) →○ Rihanna / Unfaithful
  03位 (06位) ↑○ Cassie / Me & U
  04位 (03位) ↓  Shakira feat. Wyclef Jean / Hips Don't Lie
  05位 (07位) ↑○ Panic! At The Disco / I Write Sins Not Tragedies
  06位 (04位) ↓  Fort Minor feat. Holly Brook & Jonah Matranga / Where'd You Go
  07位 (08位) ↑○ The Fray / Over My Head (Cable Car)
  08位 (05位) ↓  Chamillionaire feat. Krayzie Bone / Ridin
  09位 (09位) ↑○ Christina Aguilera / Ain't No Other Man
  10位 (12位) ↑○ Gnarls Barkley / Crazy


▽ Video Nelly Furtado 「Promiscuous」をフル試聴する(WMP)。

▽ Video Rihanna 「Unfaithful」をフル試聴する(YouTube)。

▽ Video Cassie 「Me & U」をフル試聴する(YouTube)。

この記事は面白かった(or役に立った)
Yes (ブログランキングに1票) / No (またのお越しを)
2006.07.20 Thu
 BEPことThe Black Eyed Peasの紅一点、Fergieがついにソロデビュー、Fergieの「Dutchess」



 前々から言われていましたが、ついにFergieのソロアルバム発売が決定。
 「Where is the Love ?」の大ヒットから始まったBEPの快進撃。「Elephunk」、「Monkey Business」とアルバムは大ヒットになり、その中でwillがプロデューサーとして「BEPサウンド」の要となるのと同時に、Fergieは歌い手として「BEPサウンド」の要となりましたね。彼女なくしてはBEPは成り立たないでしょう(まあFergie参加前の2枚のアルバムもまた渋くて個人的には嫌いじゃないんだけれど)。
 そんな中でついに、Fergieがソロデビュー。…となると、willの元から離れて、新たなFergieを見せ付けるのかと思いきや、これが10曲がwillプロデュース(苦笑)。リードシングル「London Blidge」も聞いた感じではモロBEPサウンドっていうか…。しかもゲストにはBEPのメンバーだって言うし、なんだかこれじゃあ、Fergieのソロデビューと言うよりは、BEPのニューアルバム状態な気もいささかします(笑)。まあしかし、それなら今までのBEPファンも安心して聞けることでしょう。
 今回のアルバムは、willのレーベル、「will.i.am」からのリリースで、前述の通り、プロデューサーにはwill、そしてPlow The Don、Ron Fairが参加。ゲストにBEPメンバーも、とのことで、一体どんなアルバムになるのか、楽しみですね。「Monkey Business」以降、PCDやSergio Mendes、Slyなど、willのプロデューサーとしての成長も目ざましいので、彼の仕事っぷりも楽しみです。
 これは、またファンには嬉しいビッグな1枚となりそう。

 リードシングル「London Blidge (Oh Shit)」。
 イントロの「Oh Shit」の掛け声と、サイレンの音からスタート。
 またこのユルユルなテンポがツボですね。そこに乗る調子っぱずれのようなホーンとエキゾチックな感じのパーカションは、BEPサウンドっぽいです。(まあこの曲のプロデューサーはPlow The Donなのですが)
 よくこれだけ緩い曲で最後まで持っていけるというか、ここはFergieの技量なのでしょう。中盤のブレイクあたりはそこはかとなくSergio Mendesのアルバムっぽいコーラスで、フックへ回帰。
 そこまでガツンとくるキャッチーな曲ではありませんが、全編Fergieだけの曲って初めてで、新鮮ですね。また、ラップしているような歌っているようなFergieも聞きどころかな。
 まだこの曲しか正式な収録曲として決定していないようですが、プロモ盤に収録されている「Bailamos」と言う曲を聴いて、わざわざFergieがソロデビューする真意がつかめたような感じ。
 この曲、ラテンテイストのホーンやパーカッション、裏拍のリズムが冴える曲なんですが、Shakira路線(笑)。そうか、Fergieはこういう系を狙ったんだ、と「LOndon Blidge」ではいまいちつかめなかったアルバムの全体像をつかめた気がします(笑)。
 またこれがちょっと緩めの曲なんだけれど、結構クセになるトラック。特に後半のFergieの歌いっぷりは注目です(とか書いておいてアルバムから漏れたら哀しいですが(笑))。この曲はwillも製作にかかわっていて、彼女の魅力を上手い具合に引き出していますね。特にラストのトランペットとFergieの絡みは絶妙です。BEPは元々異国情緒漂うようなサウンドを得意としてきだけあって、こういうラテンな曲もFergieは見事に歌いこなしていますね。

 まだアルバムがどんな感じになるか未知数ですが、かなり期待の出来る仕上がりになっているのでは。楽しみですね。
 さて、そんなFergieの「London Blidge」ですが、なんと月曜日の「スマスマ」で披露されるとの事。BEPの「Pump It」のパフォーマンスもあるとのことで、楽しみですね(またあのアルバムの中でもかなり歌いづらそうな曲を選んだもので…(笑))。というか、すっかり忘れていましたけれど、つい一昨日まで武道館ライヴだったんですよね。ここで触れていたように、やはりwillは「口臭~い」を連発していそうです(笑)。
 益々拍車が掛かるBEPですが、今後がさらに楽しみです。

[追加更新](06/07/24)
 アルバムの正式なトラックリストが公開されましたが、「Bailamos」は収録されないことになったみたいです(苦笑)。残念。


■ 「Dutchess」 国内盤9月13日日本先行発売予定(輸入版9月中旬予定)

Black Eyed Peas / Renegotiations : The Remixies BEP特集ページ

Black Eyes Peas / Monkey Business

Black Eyed Peas / Elephunk

Fergie オフィシャルサイト

Black Eyed Peas オフィシャルサイト

▽ Audio 「London Blidge」をフル試聴する(WMP)。

この記事は面白かった(or役に立った)
Yes (ブログランキングに1票) / No (またのお越しを)
2006.07.15 Sat
 Christina Aguileraが4年ぶりにニューアルバムをリリース。Christina Aguileraの「Back to Basic」。



 トータルセールス4000万枚を誇るAguileraが、久々にニューアルバムを発売。
 既にリードシングルの「Ain't No Other Man」は爆発的な勢いでチャートを駆け上っていて、アルバムのヒットも間違いないでしょう。また今回、アルバムコンセプトが上手いなぁ、と。
 なんでも今回は、彼女が影響を受けたという1920~40年代のソウル、ジャズ、ブルースの世界観を現代に蘇らせるというコンセプトの2枚組アルバム。タイトルからも、その事が分かりますね。Gwenが80年代サウンドで成功を収めたり(ルックスも金髪にどぎつい紅い口紅と似てますし)、Beyonceもニューアルバムはそんなテイストっぽいし、ヒットの流れを汲みつつも、「Ain't No Other Man」だけでいうと彼女たちの上を行っている感じ。かなり聞き応えのあるアルバムになっていそうで、正直歌は上手いと思いつつも興味なかったのですが、聞いてみようかな、と。(さいずに「Beautiful」ぐらいは知っていますが(笑))
 今回のアルバムには、元4 Non Blondesで売れっ子プロデューサーとしても活躍するLinda Perryや、お馴染みScott Storch、そして先のリードシングルには90年代のヒップホップ・シーンを牽引したPrimoことDJ Premierが参加(最近BEPのRemixにしろよく耳にしますね)。
 一体どんな「Basic」サウンドが展開されるのか、注目です。

 リードシングル「Ain't No Other Man」。
 また本当に真っ向から挑むサウンドですね。ホーン隊を使って、ビックバンド…とも違うけれど、かなり聞き応えのあるサウンドに仕上がっています。ホーン使いで言ったらNellyとコラボした「Til Ya Head Back」とあんまり変わらない気がするのに、ここまで徹底するとこうまでアグレッシヴになるか、と(笑)。
 またビートが効いていて、最初からがっつり引き込まれますね。そこに乗るAguileraの声がまた今までになく"太い"(笑)。なんでも風邪を引いて熱があるときにお酒を飲んで声を潰してまでレコーディングしたそうです(笑)。さすがはプロ根性? 熱があるときによく歌を歌えるなぁ…。
 まあそんな滲み出るような努力の甲斐あってか、本当に歌には圧倒される1曲。バックトラックは殆どリズムだけで、あとは要所要所に入るホーンだけなので、歌でどこまで引っ張ってこられるかがこの曲の勝負所でしょうが、さすがはAguilera、見事に成功しているように思います。これはちょっとやそっとの歌手では歌えないでしょう。
 最初から最後まで一気に聞ける曲で、バランスが絶妙ですね(さすがPrimo)。今こういう曲を書けるって凄い。
 Aguileraも最後まで見事に歌いきっていて、中盤の「Ain't no other, ain't ain't ain't no other~♪」あたりからの歌は凄い。最初はさすがに「やりすぎ」な感じのしたこの声ですが、聞きなれてくればツボに入りますね。
 ここまで徹底したサウンドを聞かされちゃうと、否が応でもアルバムも楽しみですね。ビックバンド風やスウィング風の曲などがあるとのことで、いったいそれをどう歌いこなしているのか、注目です。

 今回のアルバムもかなり売れることでしょうね(特にツボを押さえちゃっている感がありますし)。Beyonceが似たような路線で攻めてきていますが、これは彼女の追随すら許さないかも。
 8月9日に日本先行発売です。


■ 「Back to Basic」 国内盤8月9日先行発売(輸入版8月15日)

Christina Aguilera オフィシャルサイト

▽ Video 「Ain't No Other Man」を試聴する(YouTube)。

この記事は面白かった(or役に立った)
Yes (ブログランキングに1票) / No (またのお越しを)
2006.07.13 Thu
 
R&R [CHR / Pop National Airplay]


 R&R (Radio and Records)とは、一週間に全米の全ラジオ曲で掛かった放送回数をもとにランキングを製作したチャート。専門局が作られて細分化され、ラジオが世界で最も浸透したアメリカならではの業界向け専門誌。純粋にラジオのオンエア回数で今一番アメリカのラジオで掛かる曲(=一番売れている曲)を現したチャートです。
 つまり、このチャートこそ、本当に「今、売れている曲」が分かるチャートで間違いない!



  今週 (先週)
  01位 (01位) →○ Nelly Furtado / Promiscuous
  02位 (03位) ↑○ Rihanna / Unfaithful
  03位 (02位) ↓  Shakira feat. Wyclef Jean / Hips Don't Lie
  04位 (04位) →  Fort Minor feat. Holly Brook & Jonah Matranga / Where'd You Go
  05位 (05位) →  Chamillionaire feat. Krayzie Bone / Ridin
  06位 (06位) →○ Cassie / Me & U
  07位 (08位) ↑○ Panic! At The Disco / I Write Sins Not Tragedies
  08位 (07位) ↓○ The Fray / Over My Head (Cable Car)
  09位 (11位) ↑○ Christina Aguilera / Ain't No Other Man
  10位 (08位) ↓  Nick Lachey / What's Left of Me


▽ Video Nelly Furtado 「Promiscuous」をフル試聴する(WMP)。

▽ Video Rihanna 「Unfaithful」をフル試聴する(YouTube)。

▽ Video Shakira feat. Wyclef Jean 「Hips Don't Lie」をフル試聴する(YouTube)。

この記事は面白かった(or役に立った)
Yes (ブログランキングに1票) / No (またのお越しを)
2006.07.13 Thu
 Beyonceのソロ活動が本格化。ニューアルバム「B'Day」からのリードシングル、「Deja Vu」。



 デスチャ解散後、ソロシングルの「Check On It」が6週連続チャート1位獲得と、改めてソロでの強さを見せ付けたBeyonce(やっぱりデスチャは解散して正解なんでしょうかね(苦笑))。そんな彼女が、自身25歳のの誕生日に合わせて、セカンドアルバム、「B'Day」をリリース。
 リードシングルの「Deja Vu」が解禁されましたが、彼氏のJay-Zがまたもや参加(この人は本当に引退する気があるのか…)。となると「Crazy In Love」路線のパンチのある曲かと思いきや、結構リデムを前面に押し出したさらっとしたテイストで来ましたね。「Crazy In Love」も元ネタが古かったり、最近古い音に回帰する傾向ですが、これまたょっとオールドな感じ漂う1曲。ガチンコ対決状態のChristina Aguirelaも同じ路線で、これは狙っているのかな?(笑)
 女優業も順調なようだし、アルバムのプロモーションツアーのために女性だけのバンドを結成すべく、オーディションを開催したりと話題も事欠かないBeyonce。このアルバムで、益々彼女の人気に拍車が掛かりそうです。

 シングル「Deja Vu」。
 デスチャ、Beyonceソロの中でも、かなり渋いテイストな感じの一曲では。
 冒頭の「Bass」、「Hi Hat」、「808」、そして「Jay」とBeyonceがコールしていく毎にそのパートが加わるのがいい感じですね。特に最初のベースは結構凝った入り方をしていると思う。
 リズムでかなり押していて、だからと言って「Lose My Breath」みたいな曲ではないし、アダルトな感じ。
 Jay-Zのラップから曲が始まり、2人の相性もさすがですね。そこからBeyonceの歌に入りますが、歌と掛け合うようなホーンがまた良い感じで(「Crazy In Love」にしろBeyonceの曲はホーン使いの上手い曲が多いですね)。
 デスチャっぽくフックらしいフックがきて盛り上る感じではなく、どちらかと言うと曲全体で聞かせるような感じでしょうか。
 音域自体は然程高くないけれど、またBeyonceのリズム感の良さが冴える1曲です。こういうオシャレな曲が歌えるような年齢になり、そしてそれをリードシングルにもってきちゃうような歌手になったんだなぁ、としみじみ。ポップなR&Bから脱して、歌手としての技量を一段と見せ付けるような路線ですね。
 PVはまた女優業に進出しているだけあって、かなり多彩な表情を見られますが、なんで突然草原(草むら)に舞台が変わったりするんだろう(笑)。森の中で髪を振り乱しながら歌われると、どうしても「Survivor」を思い出しますね(笑)。
 同じことの繰り返しになりますが、この曲をリードシングルに持ってきたあたりに、今回のアルバムがさらに歌手として磨きが掛かっていることを誇示するようなものになっている印象を抱かさせられますね。アルバムも楽しみです。

 しっかし、本当にBeyonceばっかりが目立ってしまって、TrinaでKellyの名前を見て以来、他のメンバーがすっかり陰をひそめてしまいましたね(笑)。


■ 「B'Day」 9月4日全世界同時発売予定

Destiny's Child / #1's

Destiny's Child / Destiny Fulfilled

Beyonce オフィシャルサイト

▽ Video 「Check On It」をフル試聴する(WMP)。

Video 「Deja Vu」をフル試聴する(WMP)。

この記事は面白かった(or役に立った)
Yes (ブログランキングに1票) / No (またのお越しを)
2006.07.12 Wed
 3枚目にして、全米で本格的大ヒット。Nelly Furtadoの「Loose」。



 今思うと、このアルバムを2月の時点で記事にしていたブログもそうそうないですよね(笑)。プロモ盤をいち早く聴けていたのは、本当に僥倖でした。ちょっと時間が経ってしまいましたが、アルバムも正規盤が発売されたことだし、改めて。
 2月の時点で、「これは売れる」と書いていましたが、本当に大ヒットとなりましたね。アルバムはビルボードのアルバムチャートで1位を達成。ちゃんと調べてみると、実はこれがNelly初のチャート1位。前作「Folklore」は、良作ながらもメジャー狙いの作品ではなかっただけに頷けるのですが、グラミーの新人賞まで受賞した「Whoa, Nelly!」が最高位24位というのは驚きでした。アルバムの大ヒットの追い風もあり、シングル「Promiscuous」もチャート1位を獲得(注・前回の記事ではこの曲を「Promiscuous Girl」と表記していますが、それはプロモ盤の時点のタイトルです)。本当に勢いに乗っています。彼女のパワフルさはハンパじゃないし、ストリートでラップをしていたなんていう意外な過去もあるだけにHip-Hopサウンドも抜群です。前作のオーガニックなサウンドも良かったけれど、攻めるNellyも良いなぁ、と改めて実感。
 さて、前回の記事ではあやふやだった詳細について、ちょっと訂正を。Pharrellとのコラボがある、と書きましたが、なんでも2人は一緒にスタジオに入って数曲作ったのに、Pharrellに「Timbalandと一緒にやったら素晴らしいアルバムができると思うよ」と言われてその曲はお蔵入りになっちゃったのだとか(笑)。そしてPharrellにNellyはレゲトンを薦められたそう(笑)。…うーん、Pharrellはさすがと言うか、「その歌手に合うサウンド」をよく理解しているのかもしれませんね。また、前回の記事ではプロモシングルが「Promiscuous」でリードシングルが「Maneater」と書きましたが、実際はリードシングルが「Promiscuous」、プロモシングルが「Maneater」、ストリートシングルが「No Hay Igual」となりました(プロモシングルとストリートシングルの違いが分からん(笑))。
 それにしても、今回のアルバムは本当に強力ですね。このアルバムから入った人は、「Folklore」を聴いたらぶっ飛ぶ気がする(笑)。
 とにかく必聴の1枚です。今年の夏はNelly旋風ですね。

 シングルについては前回の記事で触れているので、アルバムに全体をさらっと。
 冒頭の「Afraid」から、打ち込みのドラムだったりしてリズムが押し出されていますね。このアンニュイな雰囲気は「Folklore」を継承しているかも。そして「Maneater」。ここで炸裂と言うか、ドカンと来ますね(笑)。今聴いてもこのインパクトは凄いなぁ。「Maneater」、そして「Promiscuous」と、この2曲がアルバムがいかなるものか、とても上手く説明していますね。
 「Glow」は今までのNellyからじゃ想像がつかないうねるようなキーボードを大々的に使った1曲。この曲の「太さ」は半端じゃないですね。……なんていうか、今回のアルバムってどの曲もすばらしいのに、カラオケじゃとてもじゃないけれど歌えない唯一無二な感じ(笑)。Nellyのこのリズム感は凄い。
 続く「Showtime」は今までのNellyっぽい曲だけに、このアルバムの中では少し浮いてしまっていますね。コーラスとの絡みが聴いていてうずうずする力作。
 一転して「No Hay Igual」はアフリカあたりの民族楽器を使ったようなパーカッションが印象的なトラック。これもまた殆ど打楽器だけでインパクトが凄い。Nellyでこそ歌いこなせる曲です。続く「Te busqu」はラテンっぽいトラックで、彼女のオーガニックな面が押し出されたとてもエキゾチックなトラック。とても情熱的ですね。「Say It Right」、「Do It」と再びビートを前面に据えた曲が続き、「In God's Hands」。打って変わって名バラードですね。ここら辺はさらに遡って「Whoa, Nelly!」の、それこそ「I'm Loke a Bird」などを彷彿とさせる感じで、1枚1枚アルバムごとに表情を変えるNellyが、慥かに過去のアルバムを踏まえて成長しているのだと伺える1曲。けれどマンドリン(バンジョーかも)を使われていたり、こだわりが伺えます。
 「Wait for You」はどこか東洋的なギターのメインリフが印象的で、またNellyはこういう曲でもなんなく歌えちゃう(というか作れる)のが凄い。続く「Somebody to Love」はイントロからリズムの崩れ具合が凄い。ラテンのリズムがとても軽快で、後半のNellyの歌がない部分にこそ彼女のソングライティングのセンスが光っている感じです。アルバムのラストにこの曲を持ってきているあたりに、やはり彼女には様々な民族の血が流れているんだな、と思いますね。前作も「Island of Wander」に凄い感動を覚えましたし。
 このアルバムについてNellyは、「前作の『Folklore』は自信作よ。ムードもあってすごく良いアルバムだと思う。ずっとスムーズなアルバムを作りたいと思ってたの。どんなときにでも聴けるようなね。それに対して今回の『Loose』は顔面パンチを食らうって感じのアルバムになってるわ(笑)」(>>notrax)とインタヴューで答えているように、彼女のパワフルな部分がとても良い形で引き出されているとても魅力的な1枚です。かつてGwenを引き合いに出して記事を書いていたりもしましたが、Gwenよりはるかにパワフルだとアルバムを聴いて痛感です。Nellyが好きなので蔑ろにしてきてしまいましたが、彼女の魅力を引き立てているTimbalandの今回の活躍っぷりも凄いですね。
 1枚1枚確実にサウンドを変えながらも、その中心に一本ぶっとい「髄」を持っているNelly Furtadoは、たとえリードシングルを聴いてなくても、アルバムが出たらなんの躊躇いもなくアルバムを買えちゃうような本当のSSWだと思います。いやー、今回も本当に傑作です。

 さて、プロモ盤の記事では、文中でColdplayを批判することを書いていますが、その後にNellyとColdplayのChrisがコラボしていたと知って、「あの記事は危なかったなぁ」と(笑)。
 意外な組み合わせですが、この2人がコラボするとどうなるのかファンには気になるところ。ところがColdplay側のレーベルの事情で、この曲はお蔵入りとなってしまいました。
 僕はちょっとしたツテで聴けていたのですが(笑)、これがまた「Folklore」な感じのオーガニックな曲で名曲!! とってもツボに入る曲で、なんでか聴くと懐かしい感じのする曲です。2人の組み合わせも抜群(Chrisってこういう曲も似合うなぁ)。この曲がアルバムに収録されなかったのは残念だけれど、アルバムの雰囲気から言ってもお蔵入りになったのは正解かな?
 ……しかし。
 必至で探したら、見つけましたよ、試聴を(笑)。
 是非是非ご堪能ください。
 (要はこれを書きたかったがために記事を追加したまでで(笑))


Nelly Furtado / Loose

Nelly Furtado / Folklore

Nelly Furtado オフィシャルサイト

Unreleased 「All Good Things Come to an End feat. Chris Martin」を試聴する(MP3)。

▽ Video 「Promiscuous」を試聴する(WMP)。

この記事は面白かった(or役に立った)
Yes (ブログランキングに1票) / No (またのお越しを)
2006.07.10 Mon
 男性ヴォーカルグループの中では、最高峰なのでは。意気込みを感じる、5枚目にしてセルフタイトルを冠したJagged Edgeの「Jagged Edge」。



 記事を書くのが遅れてしまいましたが、このアルバムは最高ですよね。
 さて、男性ヴォーカルグループが解散続きの中、彼らだけは健在です。そしてまた、断トツの実力を誇っていると思います。ゴスペルやソウルを感じさせるコーラスの美しすぎる彼らのCDは、聴くたびにときめいて(?)しまいます(笑)。
 さて、Jegged Edge(読みは「ジャギド・エッヂ」)はBrian、Brandon、Richard、Kyleの4人からなる4人組(BrianとBrandonは兄弟)。98年2月に「A Jagged Era」でデビューし、セカンドの「JE Heartbreak」は、アメリカで200万枚のセールス。サードアルバム「Jagged Little Thrill」(Alanisのアルバムタイトルを意識?)ではNellyをフィーチャーした「Where The Party At」の特大ヒットも比較的記憶に新しい。そんな彼らが前作「Hard」から実に3年ぶりとなるニューアルバムをリリース。
 今回のアルバムは、Kyleがインタビューで「キャリアを代表するアルバムができたって感じさ。今回のアルバムは俺たちにとってスペシャルなんだ。だって、グループでここまでやってこれる奴らなんてなかなかいないだろ?」と語っている通り、自らのグループ名を冠していることからも、彼らにとって大きな意味を持つであろうアルバム。慥かにここまで続いているグループってそうそうないですもんね…。本当にJEぐらいな気が。そんな意気込みを感じるこのアルバムですが、全米初登場4位と好動向。また、最新シングル「Good Luck Charm」もチャート上昇中。(話は飛びますが、この昔のアメリカ映画のポスターのようなジャケット、R. Kellyの「Trapped in the Closed」を思い出しますね)
 アルバムには、Mariahのヒットからなんだか勢いの止まらないJermaine Dupriを筆頭にして、同じくアトランタのJazze Pha、Bryan Michael-Cox、Cornaboyzがプロデューサとして起用。ゲストに、レゲトンシンガーのVoltio、そしてJohn Legend(!?)が参加。
 甘いR&B好き、そしてゴスペル好きには買わずにはいられないアルバムです。とにかくタマランのだ!!

 リードシングル「So Amazing」。(このタイトルってLutherとかMilianとか色んな人が使っているけれど、そんなにありきたりなタイトルなのかな?)
 これが、ゴスペルをベースとしたコーラスで聞かせる彼らにしては、珍しくレゲエで来ました。Voltioとの絡みも絶妙。
 イントロからコードを掻き鳴らすようなギターが印象的で、大きな2拍子で聞かせるのはレゲトンに通じるものもあるかな。……Dupriってこんな曲もプロデュース出来るのか、って驚いたんだけれど、イントロにお決まりの「Ya'll Know Who Dis Is」のドロップが入っていてちょっと哀しかった(笑)。本当に自己顕示欲の強い人と言うか…。
 そんなJDはほっといて……(笑)、いや、さすがは実力があるというか、もうAメロから聞かせますよ!! コーラスも絶妙で、全員ソロデビューしたって良いような「オイシさ」を持っているのに、グループとして続けてくれていることに感謝したくなる(笑)。
 フックはこのレゲエのリディムとコーラスがとてもイイ感じに合わさっていて、JEの新たな側面が伺えます。もう後半のコーラス合戦は壮絶で、酔いしれてしまいます。ずっとループしてるギターも、コーラスに負けないインパクトで、曲としてかなりの完成度。Voltioが参加したことで曲の雰囲気もぐっと盛り上がり、これは夏にかなり聞きたくなる感じの1曲。最初聞いたときは、「JEがレゲエをリードシングル?」って訝しんだものだけれど、Javierみたいに見事にハマっていました。
 続くシングル「Good Luck Charm」。
 これは彼らの真骨頂であるコーラスで押した、実に聞き応えのある曲。本当にまた歌が素晴らしくて…。
 イントロからしっとりめなギターで引き込まれます。お得意とするミディアムなバラードナンバーで、ピアノもオシャレです。
 フックの彼らの歌いっぷりといったら……!! ついつい鼻息が荒くなってしまうたまらない感じです。しつこいようだけれど、本当に歌が上手い。2番のヴァースなんて、「え?? ヴァースでここまで聴かせるか!?」ってぐらいセクシーなコーラス。凄すぎます。
 アルバムも、一枚のCDとしてとても聞き応えのある仕上がりになっていて、エンドレスリピートでしょう!!
 冒頭の「Ghetto Guiter」はミディアムながらも明るめサウンドで、またコーラスの光ること!! 細かい音のギターとの絡みがアダルトです。「So High」はまたR&Bに攻めるちょっとアンニュイな雰囲気を醸し出す緩めのトラムが絶妙。そしてこれまたコーラスが抜群です。…話はそれますが、この曲のイントロ、何かで絶対に似たのを聞いたことがあります…が、何の曲だったか思い出せません(R. Kellyだったか…)。気付いた方が居たら教えてください(すっごい気になる(笑))。閑話休題。「Hopefully」はフックのコーラスの連呼が癖になる1曲。スカスカでドラムとコーラスだけ状態の「Get a Lil' Bit of This」は、彼らのコーラスの上手さが改めて痛感します。そしてJohn Legend参加の「Season's Change」は、また彼らの新しいサウンドが伺えて新鮮。はっきり言って、John Legendに負けない歌唱力の持ち主であるグループだけに、わざわざJohnが参加しなくても良い気がしたけれど、サウンドの面でのJohn参加の意義は大きいてしょう。こういう曲を歌うJEってのも良いなぁ…(なんだかかなりJohnサウンドに押されてはいますが(笑))。後半は比較的明るめな曲が並んでいますが、どれもコーラスが入ると途端にアダルトになっちゃうから不思議(笑)。「Ass Hypnotic」とか、Hip-Hop曲にも出来そうな男臭さなのに、これがセクシーなんですよね(笑)。
 アルバム全体として、とても完成度が高い!! 棄て曲なしの素晴らしさ。本当に歌がうまいんですよ…。これは買って損のない、アルバムです。

 甘いR&B好きの人はメロメロでヘビロテになってしまう1枚でしょう。必聴です。特にこのコーラスは、他の誰をも寄せ付けない最強さ!!
 本当にたまりません。


Jagged Edge オフィシャルサイト

▽ Video 「So Amazing」を試聴する(WMP)。

▽ Video 「Good Luck Charm」を試聴する(WMP)。
      ピアノの上に乗っちゃ駄目でしょう……?(笑)

この記事は面白かった(or役に立った)
Yes (ブログランキングに1票) / No (またのお越しを)
2006.07.07 Fri
 イギリスで火がついたのを勢いに、全世界的なヒットとなりそうな謎のユニット、Gnarls Barkleyのデビューアルバム、「St Elsewhere」。



 イギリスでは脅威の9週連続チャート1位、アメリカでも現在チャートを上昇中と、何やらとてつもない勢いで旋風を巻き起こしているGnarls Barkley(読みは「ナールス・バークリィ」)。
 彼らについては情報が少ないので、HMVの解説記事から引用させてもらいましょう。
 Gnarls Barkleyは、現在のミュージック・シーンで大きな注目を集める2人の奇才=DJ Danger MouseとCee-Loによる謎のプロジェクト。
 Danger Mouseは、Jay-Zの「Black Album」のアカペラとBeatlesの「White Album」のインストをミックスさせた「Grey Album」(発売されるも後に回収)によって音楽シーンに衝撃を与え(慥かにそりゃびっくりだよ(笑))、Gorillazの最新作「Demon Days」のプロデュースによって一気にメジャー・シーンへ進出した鬼才DJ。2004年には「GQ」誌の「Men of the Year」にも選ばれる。ソロとしての活動のほか、ラッパーのMF Doomと組んだDanger Doomなどのプロジェクトとしても活動中。
 一方のCee-Lo(シー・ロー)は、アトランタをベースに活動するヒップホップ界でも1、2位を争う異能集団4人組=Goodie Mobの一員にしてソロでも活躍。ソロでは2002年に「Cee-lo Green And His Perfect Imperfections」、2004年に「Cee-lo Green Is The Soul Machine」の2枚のアルバムをリリース。早口のラップだけでなくオールド・ソウル感満点の歌声を聴かせるマルチな才能を持った異色ラッパーである。
 そんな2人のよるGnarls Barkleyのケミストリーにいち早く反応したのがイギリスだ。彼らの1stアルバム「St Elsewhere」からのリードシングル「Crazy」がUKでいきなりダウンロード・チャート1位を獲得してしまったのだ!(>>HMV)
 ……なんかこの時点で既にもう2人が尋常じゃない感じで(笑)、凄いですよね…(「Black Album」と「White Album」をミックスしたから「Grey Album」って…(笑))。こうして現在大ヒットとなっているのを顧みると、GorillazのDamon Albarnの耳は確かだなぁ(「Demon Days」の解説でもDanger Mouseについてはかなりのページを割かれていますし)。
 まあそんな、このヒットにたどり着くまでもすごかったわけですが、このアルバムも強烈です。ジャンルもいまいちどれにして良いかよく分かりません(笑)。
 こいつらのサウンドをあーだこーだ言っても説得力がない気がするので、とにかく「聞いてみて」の一言に尽きます。これはアメリカでも流行ることでしょう!! 今年の夏は世界的に「Crazy」が流行の予感です♪

 シングル「Crazy」。
 ガツンとインパクトのあるような曲ではありませんが、癖になる感じですね。フックはかなりツボに入る人も多いのでは。
 イントロの入り方に、DJ的なものを感じます。Aメロは大人しい感じなんだけれど、この編曲がお見事です。すっごいバランスが良い。特にベースがカッコイイし、この曲には妙にこのスカスカなドラムがマッチ。ずっとハミングしてるコーラス(生ではなくサンプリングか?)も上手い具合に曲を盛り上げているし、本当にこのKnife Edgeの上のような絶妙なバランスが良いです。
 そしてフックはCee-Loの歌声がっ!! 「この人は本当にラッパーかいな」っていうぐらいで(笑)、というかこの曲は全編歌のみなんだけれど、この声にとても惹きつけられますね。。。ソウルフルな感じのヴォーカルで、これがものすごい聴き応えアリです。
 ちなみにこの曲、Nelly Furtadoがカバーしたりもしていますが(ライヴバージョンですが)、さすがのNellyもかなわないかな、と言う感じ。さらに余談になるけれど、Parisがこの曲のカバーをしたいって言い出して、アルバムの発売が延期になりそうになったりもしましたね(笑)。…良かった、Parisなんかにこの曲をカバーされなくて(笑)。
 これは本当に「唯一無二の」曲で、ヒットするのも「うんうん」。全ての要素が上手いこと相乗効果を生み出して、実に絶妙ですね。
 またPVもかなりの力作で、これは必見。このアルバムはアートワークのこだわりも感じさせますが、PVもまた一度見たら忘れられない感じです。心理テストなんかで使われる、インクを紙に垂らして作った模様のイメージなんだろうけれど…(なんて言うんでしたっけ、これ。「アルジャーノンに花束を」の作中で名前が出てきたのに忘れてしまった)渋いし、Cee-Loのモノクロの映像が迫力です。
 アルバムも実にぶっ飛びな1枚で、Coldcutが「おもちゃ箱をひっくり返したような」とか言われたけれど、それ以上にそんな感じ(笑)。HMVの記事で、「lがちょっと悔しい思いをしてるんじゃないかと思うのは私だけ?」などと書かれていましたが、それも同感です。とにかく、音が多彩。卓越したセンス。……いや、凄い。
 「Smiley Faces」のモータウンサウンドも見事にハマちゃってて、もはや笑うしかない?(笑) Violent Femmesのカヴァー「Gone Daddy Gone」にはGorillazのサウンドに通じるものを感じるし、「Go Go Gadget Gospel」なんかここまでハチャメチャなのに曲としてまとまっているから神がかり的。Cee-Loのソウルフルでゴスペル的な歌声が全てを繋ぎとめているんだろうな…。なんだか運動会のBGMにはもってこいな気がするような曲です(笑)。「クシコスポスト」みたいなね(笑)。

 パンチの効いた、すごいパワーのある1枚。
 これは持っていて損はないですね!!


Gnarls Barkley オフィシャルサイト

▽ Video 「Crazy」をフル試聴する(WMP)。

▽ Audio 「Go Go Gadget Gospel」他3曲を試聴する(MySpace)。

この記事は面白かった(or役に立った)
Yes (ブログランキングに1票) / No (またのお越しを)
2006.07.06 Thu
 
R&R [CHR / Pop National Airplay]


 R&R (Radio and Records)とは、一週間に全米の全ラジオ曲で掛かった放送回数をもとにランキングを製作したチャート。専門局が作られて細分化され、ラジオが世界で最も浸透したアメリカならではの業界向け専門誌。純粋にラジオのオンエア回数で今一番アメリカのラジオで掛かる曲(=一番売れている曲)を現したチャートです。
 つまり、このチャートこそ、本当に「今、売れている曲」が分かるチャートで間違いない!



  今週 (先週)
  01位 (03位) ↑○ Nelly Furtado / Promiscuous  (8263)
  02位 (01位) ↓  Shakira feat. Wyclef Jean / Hips Don't Lie (7844)
  03位 (05位) ↑○ Rihanna / Unfaithful  (7267)
  04位 (02位) ↓  Fort Minor feat. Holly Brook & Jonah Matranga / Where'd You Go (7173)
  05位 (04位) ↓  Chamillionaire feat. Krayzie Bone / Ridin  (6578)
  06位 (08位) ↑○ Cassie / Me & U  (5796)
  07位 (09位) ↑○ The Fray / Over My Head (Cable Car)  (5573)
  08位 (06位) ↓  Nick Lachey / What's Left of Me  (5465)
  09位 (10位) ↑○ Panic! At The Disco / I Write Sins Not Tragedies  (5380)
  10位 (07位) ↓  All-American Rejects / Move Along  (5936)

 ついにNelly Furtado首位獲得!! 先週書いたとおり、Shakiraは8週連続首位とはなりませんでした。とは言え、いやー、本当にこの結果は嬉しい。ちゃんとしたデータがありませんが、Nellyの首位はデビューシングルの「I'm Like a Bird」以来かな? 下手したら、初の首位かもしれません。本当に良かったですね。なんか時期的にも丁度Gwenの「Hollaback Girl」状態な気がします。
 2位は押されてランクダウンのShakira。3位に順位を上げてきたのはRihannaのセカンドシングル。上手くしたら首位獲得もありえそうな範囲内です。たくさんのヒット曲がありながら、何気にNe-Yo、Rihanna共に1曲しか1位獲得をしたことが無いですし(しかもどちらも1週のみ)、それぞれのキャリアにさらに華を添えることはできるのかな? 4位は残念ながら首位獲得とならなかったFort。これは本当にタイミングが悪かったですね…。しかし、特大のヒットとなりました。5位はさすがにランクダウンのChamillionaire。
 そして6位にまで上昇したのがCassie。中毒性アリだし、インパクトのある曲ですが、少しギミック的な匂いのする曲だけに、ここまで上昇してくるとは意外。放送回数から言うと、Top5入りは少し微妙な感じかな? 7位はThe Frayの「Over My Head (Cable Car)」。これもここまで順位が上がってきてメチャメチャ嬉しい!! 本当に良い曲だというのに、なかなか順位が上がらず、気付けばTop20入りしてから実に2ヶ月目です。さすがに勢いが鈍ってきている感はありますが、スマッシュヒットとならなくても、トータルの放送回数は相当なものな気がします。8位はNick。今週、Jessicaの新曲がランクインしていますが、もうちょっとそのリリースが早ければ、チャート上で元夫婦のガチンコ対決が見られたのに、と残念(笑)。9位は放送回数の伸びも比較的好調なPanic! at the Disco。ワンランクしか上昇していませんが、このあとどーんとさらに順位を伸ばす可能性も大アリです。10位は「お役目ご苦労」のAARの「Move Along」でした。
 先週も書きましたが、なんだかTop10後半が怒涛のロック攻めで、こんなチャートは最近では随分と意外ですね。最近ロック勢の10位台前半までのヒットが多かったですが、じわじわとTop10圏内までそれが伸びてきているような感じ。ロックが盛り返しているのでしょうか?

 10位以下の注目曲。
 11位のChristina Aguileraの「Ain't No Other Man」(13→11)。今回1920~40年代のサウンドを目指したそうですが、それが見事にハマっちゃっているAguiちゃん。勢いも凄いものがあり、Top5ヒットは必至という感じ。13位のPCDの「Buttons」(17→13)。この曲がここまで伸びてくるとは意外。Snoop効果かな?(酷い良い方(笑)) こうしてみると、BEPのwillプロデュースと、結構なBIGの名前があった割りに、「Beep」のヒットがぱっとしませんでしたね(あの曲はwillも遊んでいたような気がするしなぁ)。12位のNickelの「Savin' Me」(15→12)、14位のField Mobの「So What」(16→14)は順位こそ上昇しているものの放送回数はダウンて赤丸が消えて、17位のGnarls Barkleyの「Crazy」が猛追。イギリスで9週連続1位という話題性もあってか、アメリカでもかなりの勢いです。これは今後がとても楽しみ。また、19位のBeyonceの「Daja Vu」(21→19)もTop20入りを果たしましたが、曲が少しおとなしめだけあってか、些か勢いに欠けています。アルバムのリードシングルなのに、Beyonce的には不発になりそうかも(っていうか、「Check on It」のヒットがこれまた特大でしたからね)。先週は凄い勢いだったのに、どうしちゃったんでしょう。
 20位以下では、順位こそ落としているものの放送回数は伸びている21位のPaula DeAndaの「Doing Too Much」(20→21)、まさかのTop20入りと言うありえない事態が発生しそうな勢いの22位のParisたんの「Stars Are Blind」(27→22)、「Yo」よりもフロア受けしそうなリズミックに攻める23位のChris Brownの「Gimme That」(23→23)など。Ashley Parker Angel、Jeannie Ortegaも赤丸付き。
 また、Cherishの「Do It to It」(31→26)が5ランクアップと結構好調。既にHip-Hop系の放送局では大ヒットとなっているYung Jocの「It's Goin' Down」(33→31)は総合チャートウケがイマイチな感じ。他に大きく順位を上げているのは、Nellyをフューチャーして大正解と言う気のするJanetの新曲「Call on Me」(40→35)、Britneyの夫Kevinに「Milkshake」をパクられた(笑)Kelis姐さんの久々の「Bossy」(45→41)など。
 新顔も充実していて、Ne-Yoの4thシングル、Snow Patrolの新曲、Lil Jonの客演でも結構なヒットを記録中のE-40のT-Pain参加の新曲、など。その中でも、Jessica Simpsonの新曲「A Public Affair」が初登場29位と、BeyonceやAguilera以上の初動順位。かなりのヒットとなりそうですが、思えばJessicaのTop20ヒットは「Take My Breath Away」、首位獲得となると「With You」以来だし、かなり久々のヒットとなるかも。注目ですね。……っていうか、日に日にチャートがセレブ対決色を濃くしていっています(笑)。

 一方のRythmicチャート。
 1位はYung Jocの「It's Goin' Down 」(01→01)、2位はCassieの「Me & U」(03→02)、3位はLil Jon feat. E-40 & Sean Paulの「Snap Yo Fingers」(02→03)、4位はCherishの「Do It To It」(05→04)、5位はNelly Furtadoの「Promiscuous」(06→05)でした。
 こちらでもNelly姐さん好調。Cherishがじわじわと上位を狙っている感じ。もうちょっとのヒットとなるかと思っていましたが、Field Mobがいまいちぱっとしませんでしたね。下位では、Kelisが好調です。

 Nelly Furtadoの首位が続きそうです。来週も要チェック。


Last Week Music Chart (06/06/30)

▽ Video Nelly Furtado 「Promiscuous」をフル試聴する(WMP)。

▽ Video Shakira feat. Wyclef Jean 「Hips Don't Lie」をフル試聴する(YouTube)。

▽ Video Rihanna 「Unfaithful」をフル試聴する(YouTube)。

この記事は面白かった(or役に立った)
Yes (ブログランキングに1票) / No (またのお越しを)
2006.07.06 Thu
 また期待のティーンSSW(シンガー・ソングライター)誕生。Teddy Geigerの「Underage Thinking」。



 紹介が一ヶ月ほど遅れてしまいました。
 4月~5月ぐらいにデビューシングルの「For You I Will (Confidence)」がスマッシュヒットした彼ですが、あまりにアイドル的な売られ方をしていたので、てっきりアイドルだと思ってノータッチでした。しかしよくよく調べてみると、これがシンガー・ソングライター。しかもまだ17歳の現役高校生。今度は逆に、「10代が演(や)るロックって言われても…」と敬遠してたら、聴いてみてびっくり。これがかなりのセンスを感じる大作だし、メチャメチャかっこい!! …いや、良い意味で期待を裏切られて、興奮しました。
 Epicが輩出する期待のSSW。前述の通り、17歳の現役高校生と、ロックを演奏するには些かまだ未熟な年頃か思わなくも無いけれど、独学でギターとピアノを習得し、さらにはベースとドラムまで出来るとのことでその才能は充分。アルバムも12曲中11曲のソングライティングにかかわり、ティーンのシンガーとは一線を画しています。インディーズでリリースしたEPで火がつき、このメジャーデビューアルバムは全米チャート第8位。「新世代ビリー・ジョエル」とまで呼ばれ、実力も折り紙つき。
 ……とにかく才能を感じさせるのですが、何より売り方がいけないと思う。MTVやティーン雑誌のバックアップが強く、また昨夏はHilary Daff(おいおい)のサマー・ツアーのオープニング・アクトに起用。……なんだかあまりにアイドル的な売られ方で、これは本当に可哀相だと思う。まだ17歳だというから、そう言うビジネス的なことまで自分じゃ手が回らないんだろうなぁ…。
 なんだか、Ashlee SimpsonとのゴシックをわざとリークしてヒットへとこぎつけたRyan Cabreraなんかを思い出しますね。Ryanみたいに一発屋にならないことを祈るばかりです。
 とにかく「聴いてみて」の1枚。オススメです。

 デビューシングル、「For You I Will (Confidence)」。
 これがかなりセンスの光る1曲。17歳の高校生がこんな曲を書いたとは俄かには信じられません。
 イントロの静かなアコースティックギターが、いきなりひきつけられます。Teddyのハミングも綺麗です。
 しっとりとしたAメロで、「このままバラードなのかな?」と思わせつつ、ブレイク。しかも、メロでは4拍子3連符刻みだった拍子の取り方が一変して、6/8拍子にフックでは一変!!(3拍子の3連符とも聞こえますが) ひー!! どうしたらこんなカッコイイ(そして難しい)曲を書けるの、と唖然です。
 そしてこのブレイクの仕方もハンパなくかっこよくて、特にドラムのフィルインが素晴らしい!! そこに乗るTeddyの声がまたとても気持ち良い。シャウトするわけでもしゃがれて歌うわけでもないのに、とても聞かせるんですよ。2番のフックなんか本当に素晴らしいですね。
 曲として、歌もメロディーも構成も編曲もどれをとっても素晴らしくて、サウンドのこだわりもイイ感じ。ヴォリュームが落とされているけれど、ギターの向こうにはピアノも聞こえるし、ベースの3連符も気持ち良い。そしてアコースティックギターとエレキのバランスも良いですね。
 変拍子っぽく聞かせるような(弾き手には)難解な曲でありながら、それを見事に歌いきっているTeddyはお見事としか言いようが無いです。さすが17歳でデビューにこぎつけただけはある、と思います。
 アルバムもまとまった仕上がり。冒頭を飾る「These Walls」からスキップのリディムが軽快で、彼の雰囲気を存分に楽しめる。またこの曲はイントロのピアノが力強くて良いですね。「Night Air」はドライヴしながら聞いたらさぞかし痛快であろうテイスト。「Look Where We Are」はTeddyの歌唱力を遺憾なく発揮した曲で、そこはかとなくColdplayテイスト(笑)。ピアノがそう思わせるのかな? 「Try too Hard」はカントリィのようなアコギのイントロが心をふっとあたたかくさせてくれて、囁くようなTeddyの声が沁みます。。。
 未熟さを感じさせないので17歳のアルバムとはとても思えないし、その若さが良い意味でアルバムに反映されています。とても真っ直ぐなロックを感じさせる1枚で、これのアルバムを10年後に作れっていわれたらTeddyだって無理なんじゃないかなぁ。
 人を選ばずに誰しもが聴けて、そして気付けば口ずさんでいそうなアルバム。これはオススメです!!

 日本でのアルバムデビューは7月だし、日本ショーケースライヴも先月行われたばっかし(これ、めちゃめちゃ行きたかった!!)。……今年の夏は、このTeddyのこのさわやかなアルバムが似合いそうですね。
 是非是非ご試聴あれ。


□ 「Underage Thinking」 発売中 (国内盤7月19日発売予定)

Teddy Geiger オフィシャルサイト

▽ Audio 「For You I Will (Confidence)」他2曲を試聴する(MySpace)。

この記事は面白かった(or役に立った)
Yes (ブログランキングに1票) / No (またのお越しを)
2006.07.04 Tue
 今回のJanetは超強力です!! Janet Jacksonのニューアルバム、「20 Years」。



 個人的には嫌いじゃなかったし、Popに走ってはいたけれど「Just a Little While」なんか結構聞きまくったし、アルバムタイトルに自身の本名を据えていたり脅威の22曲入りだったり……と並々ならぬ意気込みを感じた前作「Damita Jo」でしたが、例のポ○リ事件のスキャンダルがあまりに先行してしまってセールスがイマイチ冴えなかったJanet。……しかし今回は、かなりのヒットを予感させる期待大の仕上がりです!!
 アルバムタイトルの「20 Years Old」は、彼女が全米No.1を獲得し一躍大スターへとのし上がった「Control」から"20年目"という節目を意味するものだそう。彼女自身も40歳を迎え節目であるし、その復活への意気込みは並々ならぬ模様。
 アルバム自体は今秋発売ですが、既に全米でリードシングルの「Call on Me」のエアプレイが解禁されていて、爆発的な勢いです。Nellyをフューチャーしたこの曲、また良いんだ!
 プロデューサーには、恋人であるJermain Dupriに「Control」からの長いつき合いになるJam & Lewis。JDは昨年Mariahが見事カムバックを果たした「Mimi」のプロデュースで大成功を収めているし、それに続けとばかりにJanetもカムバックできるのかな? JDだって、恋人のアルバムだし力も入ることでしょう。
 激太り姿をパパラッチされて色々言われたりしましたが、実に27キロの減量にも成功して、復活準備は万端。今年はJanet旋風が吹き荒れそうです!!

 リードシングル「Call on Me」。
 Nellyをフューチャーしたこの曲ですが、06年版「Dilemma」とでも言うべき、また2人の相性が抜群のシングル!! …と言うか、Nellyの扱いは「feat.」ではなく「duet with」状態で、ほとんどラップなしで終始歌っておりますよ、Nellyが(笑)。もはやラッパーじゃなくて歌手に転身したら?(笑)
 SOS Bandの「Tell Me If You Still Care」ネタ使いのこの曲ですが、JDが上手いこと仕上げています。
 ここまで一回聞いただけで引き込まれる曲ってそうそう無いんじゃないのではないでしょうか。毎回新しいJanetを展開していますが、今回も抜群です。
 イントロから美しいギターのメインリフが心に沁みる。Nellyのリディムを取る声にJanetのコーラスが入って、これだけでも相当オシャレ。JDがまた例の如く「Ya'll Know Who This Is~」とかドロップするのですが、こればかりはしょうがないか(笑)。
 メロではしっとりとJanetが歌う。そこからさらっとフックに突入するのですが、Nellyとの絡みが悶絶。Janetのコーラス気味の少し「抜いた」歌い方がまた気持ち良いですし、それにNellyの声がまた見事にマッチしているんですよね。
 フックは大合唱でしょう!! 「Call on me whether day or might. I'll never leave~」のフレーズが相当ツボに入ります。
 仰々しく、そして安易に曲を盛り上げず、歌だけでロマンティックに後半へと引っ張っていくあたりが、この曲に係わる全員の技量が素晴らしいことを示していることでしょう。Janetのアダルトっぽさをもそれが上手いこと引き立ていて、聴いていて聞き飽きることも無いし、素晴らしいです。
 この1曲だけでもアルバムが相当な仕上がりだと期待させてくれます。っていうか、この一曲のためだけに「買い」というのもアリなのでは。
 まだまだ発売前で情報が無いのですが、アルバムは9月24日発売との事。「Call on Me」のPVは大御所Hype Williams監督(最近だとNe-Yoやフーバなどを手掛けています)でLAで撮影される予定とのことで、映像も楽しみです。また、JDつながりなのか、Mariah Careyとの共演も予定されているらしく、一体2人が歌うとどうなるのか、こちらも気になります。

 期待の1枚です。
 これだけのリードシングルを聞かされちゃったら、Janet完全復活も目に浮びますよね。
 これは流行るだろうな~。要チェックです!!


□ 「20 Years Old」 06年9月24日発売予定(国内盤20日/DVD付27日発売予定)。

Janet Jackson オフィシャルサイト

Audio 「Call on Me」をフル試聴する(MP3)。

この記事は面白かった(or役に立った)
Yes (ブログランキングに1票) / No (またのお越しを)
2006.07.03 Mon
 アトランタ出身の注目ラッパーYung Jocのデビュー作、「New Joc City」。



 もう本当にHip-Hopはサウス一色ですね(苦笑)。
 T.I.、Mike Jones、Young Jeezy、Paul Wall、Chamillionaire……と、次々とサウス勢がヒットを飛ばしている中、またまた熱い人物が出現しました。しかもまた、勢いが凄い。
 現在全米で大ヒット中の彼、Yung Joc。アトランタ出身の若干23歳で、Sean“Diddy”Coms率いるBad Boy Recordsの南部支部に当るBad Boy SouthがYoung Jeezyの活躍で注目を集めるBlock Enterpricesとレーベル契約を締結し、その記念すべき第1弾契約ラッパーです。カレッジを卒業していて、ラッパーにしては意外と(?)高学歴(AllHipHop.comのインタヴューで「俺はカレッジを出たばかりのアマチャンじゃない」などと答えています)。そんな卒業したての23歳ですが、10歳からラップを始めたとキャリアは長いようで、アルバムも入念に製作されたとの事。最近まで、T.I.のツアーに同行していたりもしました。
 それが好を制したのか、デビューシングルである「It's Goin' Down」は現在スマッシュヒットを記録中。R&RのRythmicチャートに於いて連続首位を達成し、また総合チャートでも好調。アルバムもビルボードTop200で初登場3位を記録し、サウス勢の新人の中でもノっています。
 最近ミックステープで「A Couple Grand」という曲を発表したYung Jocですが、この曲が最近同じアトランタ出身のラップユニット、D4L(そう言えばいたね、こんな人たち(笑))の「I'm Da Man」のビートを使用、D4LとYoung Jeezyに向けたディスソングになっているのではないかと騒がれたりしましたが、彼はこれを否定。さらに「I'm Da Man」のRemixにも参加していることを明かしました(>>notrax)。早速Beefの噂が立ったり、こちらの面でも話題性充分?(笑)
 Marques HoustonやTrey Songzの新曲への参加も予定されているし、セカンドシングルへの気合もかなりの模様。…勢いがあるとは言え、それだからこそ1曲だけのヒットで消えていってしまうこうの多いサウス勢ですが、Yung Jocの名前はまだまだ耳にしそうですね。注目です。

 デビューシングル「It's Goin' Down」。
 正統派(?)サウスというか、サウスバウンス系統の真っ向からメジャー殴りこみの気合を感じるシングル。
 イントロの2秒を聞いたときは、「いきなり変化球?」って思ったけれど(笑)、それがブレイクして、サウス全開となりました。
 これが結構な力作で、うねるシンセキーボードのループとスナップだけのスカスカトラック。しかも、殆どベースレス状態(ワンコードなのでベースと言うよりバスドラ系のサウンドにしか聞こえない(笑))。凄いですね。
 フックではそのベースさえ一部消えて、Yung Jocの「Meet me in da club, it's goin' down~」のフレーズのリピートが癖になる中毒系。Chamillionaireとか、「Ridin」のフックでは殆ど歌っている状態だったけれど、それに通じる感じで少し歌っていて、耳に残りやすいですね。
 クラブ栄えしそうな曲で、ウーハーの近くで爆音で聞きたい(笑)。緩~いビートなんだけれど、シンプルながらも印象的なキーボードが絶妙。アメリカでヒットするのも頷ける感じです。
 アルバムも、サウスが好きな人には聞き応えのある1枚となっています。
 キーボード全開でMs.B客演の「I Know You See」なんか、皆で大合唱系。…この、ラッパーが歌うと子供が歌っているみたいに聞こえるのってなんなんだろう(笑)。一見Yung Jocの容姿からは想像がつかないような楽しげなトラックで、しかも本人プロデュースだというから意外。Marques Houston参加の哀愁系「1st Time」は聞き応えアリ。Yung Jocの幅の広さを伺えるし、また「Patron」は男臭くてインパクトのあるトラック(うーん、なんかに似ている曲があった気がするんだけれど思い出せない)。高速ドラムとキーボードの遊びっぷりが楽しい「Dope Boy Magic」や、重々しいラップに軽快なキーボードが対照的な「I'm Him」などなど、充実しています。

 ますますサウス指向に拍車が掛かりそうですね。
 サウス好きは要チェックの1枚です。


Yung Joc オフィシャルサイト

▽ Audio 「It's Goin' Down」他2曲をフル試聴する(MySpace)。

この記事は面白かった(or役に立った)
Yes (ブログランキングに1票) / No (またのお越しを)
2006.07.01 Sat
 「ネクスト・デスチャ」と言わしめる女性グループがデビュー。Cherishのデビューアルバム、「Unappreciated」。



 現在デビューシングル「Do It to It」がスマッシュヒット中のアトランタ出身の4人組。Farrah(22歳)、Neosha(20歳)、そしてFelishaとFallonの双子(18歳)の4人姉妹です。…また4人姉妹とは大所帯ですね(こういう系で2人姉妹ならNina Skyなどがいますが…)。
 アメリカでも「ネクスト・デスチャ」などと言われて注目されていますが、サウンドはもう少しリディミックな感じで、PCDとかCiara路線な感じ。PCDには本当に似ている感じで、いまいちルックスが垢抜けないのも似ているかと(また1人イタイ顔をした子が居ますし(笑))。
 cRunkの女王Ciaraを輩出したJazzy Pha主催のレーベルShoNuff Recordsからのメジャーデビューですが、元々はJermaine Dupriに発掘されて、シングル「Da Brat」に参加した経歴を持っています(デビュー前に参加しているあたりもPCDっぽいですね)。
 まだ僕はプロモCDしか入手できていないのですが、アルバムは結構力が入っている(=お金が掛かっている(笑))感じ。リードシングルの「Do It to It」がどこまでヒットするか分かりませんが、それがヒットとなれば、あと数曲は続くであろう感じです。
 PCDやCiaraが好きならばツボに入りるであろう注目株。サウス出身だけに、cRunkやAタウンなノリのSnapsも取り入れている曲もあり、かなり火がつきそうです。

 デビューシングル「Do It to It」。
 同郷アトランタ出身のYoungbloodzのSean Paulをフューチャーしたこの曲。cRunkオリジネイターのYoungbloodzを起用したあたりに、彼女らのサウンドの目指す方向が分かりますね。
 曲はと言うと、これがCiaraの「Oh」にそっくり(笑)。と言うか、「まんま」? ちょっと専門的なことを書くと、移動ドに於いて、コードがCからFmって進行していて同じです。同じプロデューサーなのかな?(同一トラック使用、とまではいかないんだけれど…) 「Oh」よりももうちょっと楽しそうな感じで、聴いてて飽きない仕上がりです。
 リディムのとり方によっては、ものすごいスローに4拍子のエイトビートにも、普通のテンポの裏打ちの強いフォービート(なんじゃそり(笑))にも聞こえます。とってもノリやすくて、cRunkとまではいかないけれど、本当に楽しそうな編曲に仕上がっています。cRunkに走るCiaraの「Oh」よりはテンポも速いし音も充実しているし、もっと万人ウケするような感じ。
 また冒頭からSeanのラップが彼女たちと見事にマッチしていて、一気に引き込まれる。様々な音色でキーボードが遊んでいて、そこに入るストリングス系の音がリディムの縦の線を揃えています。
 メロディーは本当に「Oh」とそっくりで(笑)、けれどフックの「Do it, do it, do it...」の部分なんかが可愛らしくてツボに入りますね。後半ではコーラスとメロが分かれて、まだ歌唱力の未熟さもありながら、歌い上げています。
 アルバムはタイトルトラックの「Unappreciated」こそ歌モノですが、他はリディムで押していて、様々なサウンドを展開しています。
 冒頭の「Cherish (Intro)」は「Do It to It」使いですが、また歌だけで聞かせていて楽しい。続く「Chevy」はヴァースをラップするように歌っていて、センスを感じます。流行の(?)ハープ系の裏メロがまた心地良いトラック。「Do It to It」を挟んで、「He Said, She Said」は裏メロであるストリングスのイントロが映える1曲。デスチャの「Surviver」をもう少しロマンティックにした雰囲気で、Nephuとの絡みが抜群です!! 「Click Like Me」、「Throw Ya Heads Up」などビートで押している曲アリ、「Show & Tell」のようにリデムを重視しながらも歌を聞かせるアリで、まだどの曲が正式にアルバムに収録されるのかは分かりませんが、きっと結構まとまりのある感じになることでしょう。……けどこの「Show & Tell」はモロにPaula DeAndaのサウンドのパクりですね(苦笑)。まあしかしお金の掛かっている感じの結構なサウンドです。
 注目は、彼女たちを送り出したJazzy Pha参加の「That Boy」。おなじみ「Ladies and Gentleman !!」のドロップで曲が始まり、これはアルバムの中でも一番と言って言いぐらいにスカスカでリズムで押しているフロアチューン。本当にバックトラックが全然無くて、それだけに彼女たちのリズム感や歌の技量がよく分かります。
 きっと、アルバムは充実した仕上がりになるんだろうけれど、誰かの二番煎じ的な楽曲が多いのも事実。その元になっている人たち(CiaraやPCDやPaula)に勝っているならまだしも、ちょっとまだ競えるとこまで立っていない気もするので、これからに期待ですね。もう少し独自のサウンドを展開しないと、あまりに没個性的で1枚で消えてしまいそうな気もします。…それかひたすらヒットしたサウンドの後を追いかける存在か。…頑張れ!!

 何だかんだ言いながらも、ちょっと注目のグループです。
 デスチャとまでは行かないけれど、PCDあたりには脅威となりうる存在なのではないでしょうか。
 これからにますます期待の注目株です。


□ デビューアルバム「Unappreciated」 8月23日発売予定 (国内盤同発)

Cherish オフィシャルサイト

▽ Video 「Do It to It」をフル試聴する(WMP)。

メイキング映像「How to Snap」を視聴する(WMP)。

この記事は面白かった(or役に立った)
Yes (ブログランキングに1票) / No (またのお越しを)
Template by まるぼろらいと
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。