SOULTRAIN

「SOULTRAIN」 n. 名詞 : 魂列車

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2006.04.17 Mon
 Jhelisa、実に9年ぶりとなるニューアルバム。Jhelisaの「Primitive Guide to Being There」。



 9年もアルバムを出していなければ知らないのも当然かもしれませんが(当時僕は9歳ですし(苦笑))、このアルバムを聞いて、一発で聞き惚れてしまいました。
 傑作と謳われる2ndアルバム「Language Electric」(聞いてみたい!)から、9年ぶりのこのアルバム。Bjorkの1stアルバムに参加し注目を集め、94年にソロ・アーティストとして活動開始し、2ndから以降は様々なアーティストに客演として参加すると共に、アフリカなどを旅して充電した彼女。そんな待望の本作は、ニューオリンズを中心舞台に録音され、ハリケーン「カトリーナ」を乗り越えて完成した作品、とのこと。
 当初は「Discovery of Amazing」というアルバムタイトルで、ニューオーリンズの音楽文化を伝える作品だったけれど、同地に住まいを移していたジェリーサも録音が最終段階に入った8月、ハリケーン「カトリーナ」のため避難勧告を受けて僅かな私物と共に10時間をかけアトランタへ避難。アルバムを録音していたスタジオ、Jehlisaの家も大きな被害を受け、アルバムのリリースと録音は延期に。ハリケーンに対する政府の対応や、それに対して沈黙する国民に対しいらだちを募らせたと同時に、カトリーナの体験を通じてJhelisaはアルバム・タイトルを「Primitive Guide to Being There」に変更。避難先のアトランタでこのアルバムを完成させました。(>>HMV)
 「私の曾祖父/曾祖母の出身地でもあるニューオーリンズはアメリカで最強の音楽遺産があって、世界でもっとも熱い場所のひとつよ。私はそこで精神補給をしたかった。そうしてニューオーリンズのミュージシャンが演奏した“Freedom's Land”で、100年以上を経たタイムレスなフレーズにモダンな歌詞を加えて、ゴスペルやブルースの伝統スタイルで歌えたのよ」、とインタビューで語る彼女。アルバムはまさしくその通りのつくりになっていて、ソウルなどのブラック系を感じさせつつも、さすがはBjorkのアルバムに参加していただけあってBjorkっぽい楽曲もあるし、全体的にパーカッション系のサウンドがとても徹底された、完成度の高いエキゾチックな1枚。
 とてもアダルトで、完成された素晴らしい1枚です。

 「Love Is a State of Mind」。(どれがシングルなのか分からなかったので気に入った曲を)
 とてもソウルな感じ漂うオルガンがオシャレ!! もう冒頭から痺れっぱなしです。
 Jhelisaのハスキーな声がまたセクシーで、曲と見事にマッチ。アクセントの効いたフレームドラムとバスドラ、そしてアンニュイな感じの漂うオルガンは本当にお見事。(ちょっと失礼だけれど)歌無しでもかなりイケるぐらいのオルガンの凝りようは本当に耳をかっぽじいて聞いてほしい!! …そして、なんと言ってもJhelisaの歌が素晴らしいですね。シンプルな編成だけに、彼女の声が本当に映えています。
 ソウルが好きな人には堪らない感じの1曲で、アダルトで静かめの曲なんだけれど、情熱的な側面もうかがわせます。低音もさることながら、意外とさらっと歌う彼女の高音の声にはどきどき。まず何より、この曲と出会えて聞けたことが嬉しく感じられるほどです。
 アルバムもしっかりとしたつくりになっていて、前述の通り、全体的にパーカッションのサウンドが徹底されています。
 冒頭を飾る「Freedom's Land」なんか、とってもファンキー!! 踊りだしたくなるような明るさで、シンプルな刻みの上に、遊び心溢れる超絶なピアノがはじけまくり。冒頭にこの曲がもってこられたことが凄い。そして「Flute Band in Gauteng」では、ベースなどの低音が響いていて、その上を踊るギターがすごい。これまたとても完成された1曲で、Jhelisaの歌も聞き応え抜群。続く「Culture Of Silence」はPart-1とPart-2に分かれていて、Part-1はBjorkな感じ。 そこからPart-2へと繋がっていく過程はとてもハラハラとさせられて、是非アルバムで続けて聞いてみてもらいたいつくり。歌が入るPart-2は、ソウルをベースとしつつもとても前衛的な雰囲気をうかがわせる1曲で、ウッドベースのうねり具合や、Jhelisaのうねり具合。どれも揺らぎがあって、エキゾチックで素晴らしい。こんな曲を書ける人がいるんですね…(感嘆)。ラストを飾る「Survivin' (In The Key Of Eflat)」はハリケーン体験に基づく1曲で、パーカッションの凝りようが壮絶。また、Jhelisaの歌もハンパじゃなくて、スカスカなのに隙間ない音楽になっています。

 相当な完成度を誇る1枚です。
 とにかく素晴らしい!!
 ぜひとも手元においておきたいアルバム。


Jhelisa オフィシャルサイト
  インディーズリリースのため発見できませんでした。すいません。

▽ Audio アルバムを試聴する(WMP)。
      HMVのアルバムページへのリンクです。

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