"この音楽が俺の胸を熱くする
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今日は何位になっているのでしょうか。
by pilot-fish since 2005.09.13.
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2007.04.09 Mon
ビルボードのシングルチャートで脅威の32位から1位を獲得し、大ブレイク。Mimsの「Music Is My Savior」。

3月にシングル「This Is Why I'm Hot」が前週32位から翌週1位と脅威のランクアップをみせ、一躍話題となったMims(読みは「ミムズ」)。ブラック系テレビ番組で取り上げられたのが大ヒットの要因だそうですが、それにしても脅威の売れっぷりです。ちなみにこのジャンプアップで首位獲得記録は、Kelly Clarkson、Rihannaに次ぐ歴代3位の記録とのこと。
MimsはNYはマンハッタン出身の新人ラッパー。ジャマイカの血を引くからか、Junior ReidとCham参加のリミックスが存在したりしますが、サウンドは特にNYレペゼンやジャマイカ・レペゼンしている訳ではなく、流行のサウンドを取り入れた、"Hip-Hop特有の地域色"が薄い作品。いささかそのギミックが"売れ線"狙いと取れる部分もあるし、Hip-Hopが好きであれば好きである人ほど嫌いに感じるかもしれません。
ただ、「音楽は俺の救世主(Music is my Savior)」と自らのMCネームで作ったアクロスティックからも分かるように、彼が音楽を愛して止まないのは窺えます。11歳で父を、13歳で母を亡くした彼にとって、音楽の存在は大きかったのでしょう(ちなみにDJ機材は亡き母から貰ったとのこと)。Mimsが知らずに使用したマイアミのプロダクションThe Black Outが逆にMimsのラップに聞き惚れ、アルバムもThe Black Out一派が主に手掛けています。ゲストにはBun Bを筆頭にして、LeToya、J. Holidayなど。このブログでは1月に取り上げたJ. Holidayですが、まだアルバムデビューしていないそうで、これは彼にとっても好機ですね。
些か主体性のない、ギミックありきのラッパーな気がしますが、アルバムは流行のサウンドを押さえた作りに仕上がっています。
大ヒットとなったシングル、「This is Why I'm Hot」。
浮遊感漂うキーボードが中毒になりそうなスカスカでユルユルなこのサウンド。cRunkとは違うんだけれど、Youngbloozあたりにありそうな…。何も知らずに聞いたら、サウスのラッパーだと思うところです。
ひたすらこの緩いリフが続いて、ハマるか、絶対にハマれないかの二者択一となるところですが、これが曲の中で大胆にネタを使っていて、Hip-Hopを聞いている人ならぐっと来るはず。Mobb Deepの「Shook Ones Part 2」のトラックが突然流れてきて「おぉ!?」となったり、Kanye Westの「Jesus Walk」のズンドコ節フレーズにDr. Dreの「Nuthin' But a G Thang」と、面白いつくりです。
また、続く2ndシングルの「Like This」もとんがったキーボードが印象的なトラック。フックの「Like this〜、Like This〜♪」の連呼が印象的ですが、このフレーズ、完全にTerror Squadの「Le〜an Back、Le〜an Back♪」に聞こえるのは僕だけでしょうか(笑)。バックにはイーストコーストを感じさせるシャウトもサンプリングされています。
アルバムを聞けばラップアルバムはそのラッパーがどこ出身なのか分かりますが、これは本当にどこかよくわからないような1枚。
ホーン使いが大胆で、しかもめちゃめちゃ明るいテイストに仕上がっている大振りな「It's Alright」から幕開け。一転した曲調の「That's Why I'm Hot」を挟んで、J. Holidayを客演に迎えた「Girlfriends Fav MC」。これもまた明るく、J. Holidayの歌声が生きています。ソウル的なネタ使いを思わせる「Where I Belong」、重めの4ビートががつんとくる「Cop It」、LeToyaを向かえ、リフの美しいメロウなトラックの「Without You」、爽やかなアップテンポが心地良いソウル的なバックトラックの「Doctor Doctor」などなど、本当に多彩なテイストの曲が収録されています。全体的にキーボードの目立つ仕上がりですが、どれもアクセントの効いた使われ方をしていて、印象的です。
幅広いトラックを歌っていて、1枚のアルバムとして飽きない作り。…ただ、今後もギミックに追われそうな気がします。
今一番NYでホットな男・Mims。
上手く時流に乗って、アルバムもヒットしそうです。
▼ Mims オフィシャルサイト
Mims 「This is Why I'm Hot」
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3月にシングル「This Is Why I'm Hot」が前週32位から翌週1位と脅威のランクアップをみせ、一躍話題となったMims(読みは「ミムズ」)。ブラック系テレビ番組で取り上げられたのが大ヒットの要因だそうですが、それにしても脅威の売れっぷりです。ちなみにこのジャンプアップで首位獲得記録は、Kelly Clarkson、Rihannaに次ぐ歴代3位の記録とのこと。
MimsはNYはマンハッタン出身の新人ラッパー。ジャマイカの血を引くからか、Junior ReidとCham参加のリミックスが存在したりしますが、サウンドは特にNYレペゼンやジャマイカ・レペゼンしている訳ではなく、流行のサウンドを取り入れた、"Hip-Hop特有の地域色"が薄い作品。いささかそのギミックが"売れ線"狙いと取れる部分もあるし、Hip-Hopが好きであれば好きである人ほど嫌いに感じるかもしれません。
ただ、「音楽は俺の救世主(Music is my Savior)」と自らのMCネームで作ったアクロスティックからも分かるように、彼が音楽を愛して止まないのは窺えます。11歳で父を、13歳で母を亡くした彼にとって、音楽の存在は大きかったのでしょう(ちなみにDJ機材は亡き母から貰ったとのこと)。Mimsが知らずに使用したマイアミのプロダクションThe Black Outが逆にMimsのラップに聞き惚れ、アルバムもThe Black Out一派が主に手掛けています。ゲストにはBun Bを筆頭にして、LeToya、J. Holidayなど。このブログでは1月に取り上げたJ. Holidayですが、まだアルバムデビューしていないそうで、これは彼にとっても好機ですね。
些か主体性のない、ギミックありきのラッパーな気がしますが、アルバムは流行のサウンドを押さえた作りに仕上がっています。
大ヒットとなったシングル、「This is Why I'm Hot」。
浮遊感漂うキーボードが中毒になりそうなスカスカでユルユルなこのサウンド。cRunkとは違うんだけれど、Youngbloozあたりにありそうな…。何も知らずに聞いたら、サウスのラッパーだと思うところです。
ひたすらこの緩いリフが続いて、ハマるか、絶対にハマれないかの二者択一となるところですが、これが曲の中で大胆にネタを使っていて、Hip-Hopを聞いている人ならぐっと来るはず。Mobb Deepの「Shook Ones Part 2」のトラックが突然流れてきて「おぉ!?」となったり、Kanye Westの「Jesus Walk」のズンドコ節フレーズにDr. Dreの「Nuthin' But a G Thang」と、面白いつくりです。
また、続く2ndシングルの「Like This」もとんがったキーボードが印象的なトラック。フックの「Like this〜、Like This〜♪」の連呼が印象的ですが、このフレーズ、完全にTerror Squadの「Le〜an Back、Le〜an Back♪」に聞こえるのは僕だけでしょうか(笑)。バックにはイーストコーストを感じさせるシャウトもサンプリングされています。
アルバムを聞けばラップアルバムはそのラッパーがどこ出身なのか分かりますが、これは本当にどこかよくわからないような1枚。
ホーン使いが大胆で、しかもめちゃめちゃ明るいテイストに仕上がっている大振りな「It's Alright」から幕開け。一転した曲調の「That's Why I'm Hot」を挟んで、J. Holidayを客演に迎えた「Girlfriends Fav MC」。これもまた明るく、J. Holidayの歌声が生きています。ソウル的なネタ使いを思わせる「Where I Belong」、重めの4ビートががつんとくる「Cop It」、LeToyaを向かえ、リフの美しいメロウなトラックの「Without You」、爽やかなアップテンポが心地良いソウル的なバックトラックの「Doctor Doctor」などなど、本当に多彩なテイストの曲が収録されています。全体的にキーボードの目立つ仕上がりですが、どれもアクセントの効いた使われ方をしていて、印象的です。
幅広いトラックを歌っていて、1枚のアルバムとして飽きない作り。…ただ、今後もギミックに追われそうな気がします。
今一番NYでホットな男・Mims。
上手く時流に乗って、アルバムもヒットしそうです。
▼ Mims オフィシャルサイト
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